夏の読書特集

条件に合わないからと惑わされないで、高齢者向け「読書の勧め」も必要かも・・
慎重居士のような気象庁。やっと梅雨明けを宣言。私的には、台風8号が日本列島を縦断。その二三日後にこの地方では「カッと暑くなり、蝉が鳴き始めました」7月の第二週始め頃です。それで梅雨明けかと思っていましたが、高気圧の張り出しが弱いとか。シベリアの寒気が居座っているとか・・・・
梅雨明けを発表できない条件が整のわなかったのでしょうが。なかなか宣言されませんでした。いつも思うのですが。気象情報はIT技術の開発とともに日進月歩。予想は確実と言っても良いほどに、正確になりました。でも、「条件が整わない」という理由で、そこに暮らす人間の体感とは関係なく・・・・
なかなか「梅雨明け宣言」を出しません。情報収集手段も多義に渡り時代が変わったんですから「条件も変えるべき」ではと思うのですが。人間という奴は、誰かが決めた条件に従うことが最も安全だとの責任逃れ、いや、自己逃避から一度決めた条件を変えたがらないモノです。
皆さんはどうか知りませんが。私の場合。本を読む時には、読むための条件。心に引っ掛かっていることがあれば、それを消してからしか読まないとか。知人や知り合いの居るところでは読まないとか。座って読むので寝っ転がっては読まないとか。飲み物とメモ用紙を傍に置くとか
ページは飛ばさないとか。斜め読みはしないとか。数冊読みたい本があれば、読みたいと思う本は後回しにして、面倒だと思う本から読むとか。本を読むにあたって何かと条件を整えねば、スタートできない癖があります。気象庁の「梅雨入り、梅雨明け宣言」の条件のようで、あまり意味のないモノばかりですが。
毎日新聞が、「磨かれる豊かな心」と題した「夏の読書特集」を組みました。作家の伊坂幸太郎さんの本当の関わり。本は時空を超える旅、楽しもうと呼びかける国立研究所長の子供たちへの「読書への誘い方」・・・さらには毎日新聞が主催する「第60回青少年読書感想文全国コンクール」の応募要項も。
小学校の低学年、高学年、中学生、高校生向けに読んで見てはと「宝物になる一冊」として、40冊を紹介しています。丁寧な紙面で、ぜひ、子供達に読んで欲しいと願います。
で、この特集を見ながら、ふと思ったのです。夏休み特集ですから。子供、学生向けの特集で、納得ですが。実は、ずっと夏休みのリタイア組の高齢者向けに「読書の勧め」という特集を組んではどうか。ボケ防止と健康管理には、ウォーキングに読書です。
取り敢えずは、我が社の発行するハッピー・メディア®地域みっちゃく生活情報誌®で出版社と一緒に「高齢者にお勧め100冊」などのタイトルで・・・考えて見たいと思います。これも、読書は若者に読ませるべきものとの思い込み、条件から抜け落ちていたことかもしれません。Goto
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7/10毎日新聞

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