活字文化

本を友として、人生を潤いのあるものにしたい・・・
「読了した経験があまりないからでしょうか。最初に読んだ本が面白いと、次に読もうという習慣がつくはずです。どんな本でも良いので興味のあるところから読んでみて下さい」「本を読む習慣さえあれば、500円の文庫本で一週間、楽しめることもあります」
「人生を楽しむための読むという経験、蓄積を学生時代までにしておかないと、その蓄積がないまま長い人生を過ごすことになります。ものすごく損なことだと思います」・・・読書に親しみ大切さを考える「活字文化公開講座」(主催・椙山大学・活字文化推進会議、主管・読売新聞社)
でゲスト参加、トークでの直木賞作家・辻村深月さんの・・・本を読まない大学生が40%もいますが?との質問に答えての発言です。辻村さんのワールドに分け入ったことはありませんが、人生で本が如何なる役割を果たすのか。なぜ本を読むべきかの本質を突いた、とても深い話です。
私の机の上、読んで見たいと買い貯めた本が山積みです。いや、読み掛けて、面白くなくて途中で放り投げたままの本も含まれています。年末年始の休みに、どの作家の、どの作品からやつけるか、ぼちぼち整理しなければと思っています。
私は緑寿(66歳)です。人生の楽しみ方の一つに「読むことの幸せ」を知っています。知っていると言うよりも、本の世界に浸る時間を大切にすることで人生はより楽しくなること、人生が若返ることを理解しています。しかし、学生時代時代から本が好きでそうなったのではありません。
社会人となって、社会の荒波に翻弄され、もがく現実を、暖かく見守り、指針を与えてくれる友が、本だと知って、「本という友が、現実とは全く別の世界に私を誘い、それが現実の世界の羅針盤となっていると理解できて」本を読む楽しさを知りました。
若い頃・・・学生時代、本を友としなかったとしても、本という友を持てば、人生の潤いが全く違うことを知ると、本を友にしたいと思えます。私はもっともっと人生を謳歌したいと思っていますので、活字文化に触れ、本を友として人生の助けを借りたいと思います。Goto

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