松山千春さんのコンサート楽しみました。
先日、「牛に引かれて善光寺参り」ではありませんが、家人がファンだということで、岐阜で開催された松山千春さんのコンサートとに行ってきました。そもそもが、音痴、音楽には全く興味がなく、いろいろお誘いをいただくのですが、この手の催しは会場の雰囲気からして・・・
なんとなく、無理やり楽しもう、なんて人たちの集まりのようで、苦手・・・滅多に行かないのですが・・・何を思ったのか。気の迷いです。出掛けたのですが。岐阜の田舎で、1600席の国際会議場のホールが二階席まで超満員。ヘェ〜。こんなに人気があるんだと、感心。
大枚8800円も支払って、一階席の最後尾。「こんな後ろじゃ、何にもわからんじゃないか?」なんて思いながら、着席。見渡すとほとんどが同世代。こりゃなんじゃ。老人会かいなんてブツブツ。幕が開く。松山さん登場。昔どこかで聞いたことのある曲が・・・「長い・・・・夜がぁ・・」なんて・・・
一曲歌い終わる毎に、巧妙なおしゃべりが。なかなか面白い。AIIBは、一党独裁の中国批判を交え、日本の参加拒否を賞賛。原発は反対だけど、核の研究を止めてはいけない。再稼働是とする。普天間の移設は、宮古島の隣、下地島にある民間航空訓練所に移したら・・・
憲法・・・は。などなど、今話題の時事問題に歯に絹着せぬ物言いで、持論を語る。さすが、北海道地域政党「新党大地」の大看板。首をかしげるコメントも多いが、面白い。その都度、「お前らなぁ・・」なんて、お前呼ばわりされるのは不愉快だが・・・
そんなトークの中で。FC岐阜の話が。「ラモスが監督だって?大丈夫じゃないよな。今日どうだった?また負けた?そうだろうなぁ。ラモスだもんなぁ、無理だろぅ」で頷く人が・・そして、「エッ川口がキーパー?お前らなぁ・・キーパーに介護がいるんじゃないか?」で大爆笑。
昔の名前で、で出ているのは限界じゃないか。と笑わせながら。「俺もなぁ。今年で還暦。昔はなぁ。髪振り乱して歌ったのに・・・今じゃ振り乱す髪がなぁ」なんて、自虐ネタを飛ばす。しかし、声量は落ちたとは言え。心のこもった歌声はなかなか。一曲歌い終わって、観客に頭を下げる姿には、さすが一流のエンターテインメント・・・感動する。
我らがFC岐阜。今期J2で最下位。その筋の人たちから、そう見られているかと思うと、なんとなく納得せざるを得ないが、しかし、悔しい。笑のネタにされぬようぜひ、頑張って欲しい。全く、話は違うが。私、サッカーでは、FC岐阜のほかに、宮城県、女川町を本拠地とす、地域リーグ東北一部の所属だが。宮城県女川町を本拠地とする「コバルトーレ女川」を応援している。
24名の選手中。10名が宮城県出身。全員が石巻の企業で働きながら、サッカーに励んでいる。取分け、石巻、東松島市、女川町で発行する地域みっちゃく生活情報誌「んだちゃ」を運営する石巻日日新聞社に所属し、営業活動しながら、コバルトーレに所属する黒田涼太選手と木内瑛選手、それに岐阜県出身の横山雅哲選手には熱い思いで応援しています。
FC岐阜が、松山千春さんの笑のネタにされるのは、地元出身の選手がいないからではないか。選手と地域の結びつきがあれば、負けようが応援するのではないか。そんなことを思いながら、牛に引かれてコンサートを楽しみました。Goto
4/3石巻日日新聞
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