日経MJ

2015年上半期ヒット商品番付に思う・・・
広告の仕事は生き馬の目を抜くと言われ、揺れ動くマーケットや最先端の社会現象に敏感でなければ務まらない。それが良いのか悪いのか。私には分かりませんが、しかし、目を大きく見開く、耳を長くして、トレンドを追い求めるという作業を怠っては生き残れない業界です。
何も、広告の業界だけではありませんね。どんな業種であっても、不易流行、芯を外さず、変化を恐れずチャレンジしなければ、即、下降線を辿ってしまいます。事業を営むことは、その覚悟がなければできませんし、また、やってはいけないのではと思います。
まぁ。と偉そうに書いてみましたが。毎日、8紙の新聞に目を通すのが日課の私です。それでも、まだ足りず、最近は、日経MJにも手を広げました。だから特別な情報が手に入るものでもありませんが、それも、事業を前進させるにあたりまえの努力と言い聞かせています。
で、日経MJの6/10・一面に「2015年上半期ヒット商品番付」が掲載されました。あれあれ、今年ももう半年過ぎたのか。と、感慨に浸る暇もありませんが。歳月人を待たず、あまりにも月日の経つのが早いと嘆きながら、番付表に目を向けました。(写真参照)
ヒット商品と言いますから、クラフトビールとか、塩パンとか、ドローンとか、ピケティさんの本かと思いましたら、相撲好き女性の「リキジョ」で二場所連続満員御礼だとか、独身男優に結婚を決意させる「プロ彼女」まで、ブームと申しますかトレンドも含まれ、興味深い。
東の横綱が、インバウンド旋風・・・納得ですねぇ。しかし、この横綱、白鵬関のように圧倒的に強い横綱ですね。下半期のみならず、日本の基幹産業に成長するのではとの勢いですね。ヒット中ですが、さらに拡大します。地方も本腰で対策が必要です。
西の横綱は、北陸新幹線。これはブーム商品かも知れません。一過性にしないよう知恵を絞らねばなりませんが。やはりインバウンドと絡むんでしょうかねぇ?大関は西が賃金のひきあげで「ベア」。関脇の「イートン」はスーパーやコンビニが食品をその場で食べれるスペースの設置、これから地方でもそうなるのか?などなど・・・
消費動向や世相を踏まえ、売れ行き開発の着目点、産業構造や生活者心理に与える影響も含まれ、一般紙にはない記事。さすがに日経MJ。しかし、この程度のトレンドは知っていなければならないのですから。広告の仕事も楽ではないですね。Goto
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6/10日経MJ

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