第二ステージへ

官民対話で、経済成長戦略の推進を。
安全保障関連法も成立しました。反対の声はなかなか治りませんが。それはそれとして、安倍政権には経済成長政策に本腰を入れて欲しいと願います。旗振り役の甘利経済・再生相は「企業が行動を起こさねば、アベノミクス第二ステージの足かせになる」と呼びかけ・・・
「官民対話」で大胆な設備投資と賃上げを各企業に要請する構えです。
第一ステージの成果である円安、株高は・・・経団連を中心とする法人企業統計をみると顕著です。4、6月期の経常利益20,3兆円、昨年の10、12月期の18,1兆円を上回り四半期では過去最高を更新しています。
安倍首相が「賃金の継続的な引き上げや、正社員化の推進とともに、設備投資の拡大が不可欠だ」と力説するのも当然です。経済界が躊躇すれば、財務省は「少子化対策を強力するためには財源を社会保険料などの企業側の負担増で賄うべき」と保険料負担の増額を提案しています。
ひと昔前なら、自民党政権が経済界に賃上げや設備投資の要求を突きつける姿など、考えられなかったのですが。野党や労働組合は何をしているのか?安保法案ならムキになれるのですが・・そもそもが日本経済とか経済対策についてはまったく、考えていないのではと思います。
私が経済界の代弁をする必要性もないのですが。政権が経済界に追加対策を求めるなら、経済界は法人税率20%台への早期引き下げを強く迫るべきではないでしょうか。それがアベノミクス第二ステージのスタートだと思います。
「世界で一番企業が活躍しやすい国」が安倍政権の金看板です。であれば、ここは「アベノミクス第二ステージ」の目玉として、法人税率引の引き下げと、企業が農業参入できるための規制緩和に踏み切って欲しいモノです。そうすれば、景況感の空気が変わります。Goto

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