バナナの皮

道徳心に訴えてみて、大丈夫かと自問自答する。
テレビドラマ「リスクの神様」を何度か見ました。内容はよくわかりませんでしたが・・・主人公の背景に私怨があり、それが糧となって、リスクの神様と言われるようになり、企業に崇められ、 次々と企業に舞い込むリスクを解決するドラマのようでした・・
リスクが発生した場合一貫しているのは、嘘やごまかしで問題を隠蔽してはいけない。如何に不利益になろうと、正直に真実を明らかにする。そして、真摯に謝罪する以外にリスク回避はないとドラマは繰り返し述べています。
こんな話を聞きました。米国の大学で経営学を学ぶと、「経営の要諦は、正直であること。謙虚であることと、教わるそうです」統計の分析だとか、マーケティングだとかを学ぶのは当然ですが。経営者はそれ以前に、人間としての道、道徳をしっかり身につけることが肝要だと。
道徳心のない経営者が率いる企業に成長発展はない。私もその通りだと思います。
企業は生き物です。複雑な社会です。生きている限りは間違いも、誤解も生じます。
意図しなくても、相手の策略にはまり、騙されたり、裏切られたりもします。
リスクは如何に回避しても起こるものです。そんな時、原点に返って、誰にも後ろ指差されるようなことはないか、道徳心に一点の曇りもないかを自問自答し「あれば」正直に、謙虚に振る舞う。そうすれば、社会は、見捨てたりはしない。チャンスを与えてくれます。
たとえ、みちばたに打ち捨てられたバナナの皮を踏んづけて、ひっくり返ったとしても。
9\25・日経新聞に掲載された広告(写真参照)を見ながら、リスクについて考えて見ました。Goto
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9/25日本経済新聞

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