日刊紙羯南の心いずこなり

新聞命の私。2015年を毎日新聞の「万能川柳」と私の「無笑川柳」でブログ納め・・・
前の句が万能川柳・・後の句が無笑川柳・・・・
経済・・・「我が家では誰も知らない好景気」・・・「いつまでもあると思うな親と金」
スポーツ・・・「缶けりでみんなが真似する五郎丸」・・「猫だまし飛んで逃げても横綱か」
政治・・・「粛々とつまり意見はもう聴かず」・・「1強に対抗手段が分裂か」
国際・・「パリ行きをキャンセルしたと言ってみた」「ババ引いてアメリカこけるトランプか」
社会・・・「中国人国ごと買っていきそうだ」・・「里山に猿といのしし畑しごと」
暮らし・・「僕だけが新聞読む電車内」・・・「 テレショップおまけ欲しさに無駄遣い」
番外です。・・・「日刊紙羯南のこころ何処なり」・・
この夏、横浜の新聞博物館が休館になると聞き・・目に焼き付けておこうと慌てて尋ねました。出会ったのは官や政党主導の新聞に対し独立新聞・日本・・を創刊した陸羯南の展示でした。
漱石も子規も虚子も権力ときちっと対峙したばかりに、何度も発刊禁止の憂き目にあい、最後は廃刊させられた独立新聞・日本が始めて取り入れた文芸欄から育ちました。
1年間、ブログにお付き合い賜り深謝です。良いお年を。後藤一俊拝

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