物足りないねぇ。

各党の公約・・・マニフエストが消え、祖先返りですね。
参院選がスタート。如何にも物足りない。
何がか?各党の公約です。
数値を上げて公約するマニフェストなるモノは何処へ行ったんでしょうかねぇ。
朝日の社説に首を傾げることが多いのですが・・・
出揃った選挙公約を読み比べ・・「これでは物足りない」との
6/16付の社説には納得です。
内容簡単に。自民党・・以前から強調してきた社会保障事業を羅列するだけ。
具体的項目は選挙後に全て先送り・・・
民進党も増税延期しても社会保障充実策は予定通り、
財源は行財政改革で捻出すると。
自民、民進の公約の特徴は「推進します」と「全力で取り組みます」の
オンパレード。政策を裏付ける財源、達成時期の明記、実行し、検証して・・
改善する。それを有権者が評価する。それが公約の意義ではないか。
09年総選挙で、民主党がバラ色の公約、マニフェストを掲げ政権交代。
しかし、破綻、批判を浴び、それ以降、各党の公約は・・
目を引く政策を並べた希望リストに祖先返り・・せめて優先順位ぐらいは決めろ。と・・
私もそう思います。
自民党は政権を握っているのです。2%物価安定目標はいつ達成するのか。
政府月例報告では「世界景気は緩やかに回復すると期待されている」・・首相の発言と違う。
内閣府の試算では2%成長を続けても20年度に6兆円基礎的財源が不足すると・・
それらの説明がなければ、政権与党じゃないではないですか。
民進党は政権担当能力の回復を示さなければ・・
少なくとも具体的な政権構想とそこでの政策体系を明らかにすべきではないのか。
と、考えてみると、参院選は政権選択の機会ではないので・・
ほどほどの公約でお茶を濁しているのではと思う。
朝日の仰る通り・・・物足りないねぇ。
これでは、投票率は上がらない。Goto

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