景況感

日米の経済は一体であると知りつつも淋しい・・・
日本・株価が2万円を伺う勢いで、円安が120円に届きそうです。
これもトランプ効果なのでしょうか・・・
景気の過熱を冷やそうとの思惑からか・・米連邦準備理事会が利上げに踏み切りました。
米国が風邪を引けば、日本はたちまちに寝込んでしまう・・
それほどまでに、日本の経済は米国に左右される状況です。
ですから、トランプが掲げる・・大型減税、インフラ投資を柱とする財政拡張策を受け・・
まだ就任もしていないのですから何の手も打たれていないのですが・・
日本の景況感は、寝込むどころか、絶好調に・・・(実態がないのに)
日銀が発表した全国企業短期経済観測調査(短観)での代表的指標・・
業況判断指数が・・・米国との時差もなく・・「1年半ぶりに大幅改善」されました。
風邪を引いて寝込む・・景気が悪くなるのではないので・・
あまり、感じないのかも知れないが、次期大統領の口先介入だけで・・
日本の景気がこれだけ良くなるとは日本経済の独自性はどこにあるのかと・・
首を傾げたくなります。
新聞は・・トランプ政策は不透明とか、期待がしぼめば、一転して、
「状況は急変しかねない」とか、国内消費には改善の兆しは見えないとか、
訪日外国人の伸び悩みで、観光産業も黄信号だとか、
非製造業全体の先行きは暗いとか・・・懸念材料を並べ立てるが・・
例えばトヨタ自動車、ドルに対して1円、円安が進めば・・営業利益が400億円増える。
と言うことは、日本経済の懸念をいくら並べても、根幹の輸出企業が・・
円安効果で、好況であれば、いざという時の保険を掛けているに過ぎない。
と考えると、日本の経済なんて、所詮、米国から見れば、如何にも脆弱だと、
言わねばなるまい。何とも歯痒い現実を突きつけられているものです。
ここは、米国の景気に便乗して・・・
上前をかすめ取とるしたたかさが・・あって然るべきではと思うのですが・・
経済界にそんな迫力もないのかと思うと、無性に淋しい。Goto
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