成人式に思う

出生数100万人割れ・・・社会保障費削減、移民解禁、規制緩和・・・三択です。
暮れの24日、クリスマスイブに5人目なる孫が生まれました。
早速に顔を見て来ました。私にそっくり・・・品格のある凛々しい顔立ちで、喜んでおります。(似てなくて幸いでした)・・この子が成人式を迎える時・・・私は・・生きてはいませんね。
昨年一年間で生まれた「赤ちゃん」の数は98万1千人・・(厚労省発表)
第一次のベビーブーム世代260万人、第二次でも200万人超えいたのに・・
ついに100万人を割り込んでしまった。
少子化の原因をメディアはここに至るまで実効性のある手を打てなかった・・
「政府」の責任は重いと批判するが・・(日経・出生数100万人割れの危機と向き合え)
果たして政府の責任であろうか?政府の対策で解決するだろうか。疑問である。
日経の主張は・・少子化対策は日本の最大の課題である。
働き方改革とともにしっかり財源を投入することが大切だ。
フランスやスウェーデンは家族関係社会支出がGDPに占める割が3%で、
日本は1.25%である・・・余りにも少ない、3%以上にせよと言う。
日本のGDPは530兆円・・・1.25%とは6.6兆円・・・である。
3%にせよとは16兆円にすることである。
10兆円、子育て対策予算を増やすのです。本気で言っているのだろうか?
何処にそんな予算あるのだろうか?
そのためには社会保障を効率化しつつ、豊かな高齢者には一定の負担を強いろ・・
税と社会保障制度のあり方を一体で見直し抜本改革に踏み込めなかったことが・・
今の状況(出生数100万人を割った)招いていること、政府は重く受け止めよとも・・・
社会保障費を削って子育て対策に回せ・・・と言っているのだが・・
日経では、ここまで主張するのが限度。朝日、毎日に至っては・・
防衛費を削ってと言うのが精一杯。でも防衛費は総額で5兆円ですよ。
社会保障は増額せよと言うが、痛みを伴う改革など・・おくびにも出せない。
そこがメディアと政治の限界でしょうか。
少子化に歯止めかけるには次の三択しかない・・
社会保障費を大幅に削減し、子育て対策に回す。高齢者の切り捨て。
移民を認め、労働人口を増やし、人口減を繕う。
もう一つは、規制を緩和し、経済成長を促し税収を上げ、子育て対策に回す。
さて、どれを選びますか?
5人目の孫の顔を見ながら・・・メディアの身勝手、政治の無力を感じますが・・
私は68歳です。孫が成人式を迎えるためにも、日本の将来のためにも・・
先ずは・・・社会保障費を大幅に削減する・・を選びたい。Goto

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