道三まつり

ふるさと岐阜、今年織田信長が岐阜城に入城して450年です。
ふるさと岐阜・・その中心歓楽街柳ヶ瀬・・ご多分に漏れず、
シャッター街となって久しいのだが、年に何度かは賑わう時がある。
恒常的な賑わいが欲しいと関係者はあの手この手と策を練るのだが。
4月の第1土日は、岐阜祭り・・・通称「道三まつり」が催される。
夏の長良川花火大会、秋の信長まつりと並ぶ賑わいのひとつである。
道三とは司馬遼太郎の小説「国盗り物語」の主人公・・
名もない境遇から権謀術数を用い美濃の領主に上り詰めた名将である。
領主を襲って国を盗んだ・・下克上の張本人だとか。
一度狙った獲物は、執拗に追い求め掴み取ったら離さない・・
まむしの道三などと呼ばれ・・戦国武将では
その風貌からもイマイチ評判がよろしくないが・・
私は岐阜の偉人をひとりあげろと言われれば、唸ってしまうが・・
油売りから身をなして一国一城の主にのし上がり、
岐阜の町の礎を築いた道三の生き方に興味がある。
私の早朝ウォーキングコースに、道三塚があり参拝するが、
放置されたままで寂しい。道三好きとしては市に働き掛け・・何とかしようと思う。
道三まつりは岐阜商工会議所が中心となって、
各企業や町内から思い思いの神輿が繰り出し、柳ヶ瀬周辺を練り歩き・・・
夜には伊奈波神社の境内に集結、宵宮も行われる。
今年・織田信長が岐阜城に入城して450年と言うことで・・
岐阜市を挙げてイベントが繰り広げられている。
イマイチ市民の関心が薄いが、戦国の世・・
強者どもが縦横無尽に駆け巡った時代を検証し、
歴史遺産を継承する機会となり・・
願わくば、多くの観光客が訪れ、街の賑わいの起爆剤になればと思う。Goto

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