毎日新聞が好きです。創刊146周年祝う。
今日でひときわ寒かった2月も終わりです。
明日から急に温かくなるわけでもないのですが、
3月、弥生ともなると春の足音が何処かしこから聞こえてくるような気になります。
季節の巡りって不思議ですねぇ。
今日の話ではないのですが。
先週の21日。どなたもご存知ないと思いますが。いや読者は知っておられるかな。
我が愛する毎日新聞の創刊146周年記念日でした。
別刷り、8ページの特集が組まれました。その紹介をします。
私は新聞命(しんぶんいのち)です。烏が鳴かない日があっても、
新聞を捲らない日はありません。もちろん、休刊日は仕方ないですが。
もしも、この世に新聞がなくなるようなことになれば、私は自分で発行します。
毎日新聞の創刊は明治5年、日本で最も古い新聞です。
そうです。今年は明治元年から数えて150年。
日本の近代化は毎日新聞と共にあると言っても過言ではありません。
2009年のデータです。古過ぎるのですが、新聞通信調査会の調査です。
最も保守的を10点。革新的を0点としますと、読売5.6、産経5.3
日経5.2で朝日が4.4点で、毎日は5.0で中立の評価でした。
昨今は、産経が5.8で、毎日が4.5じゃないかと思っているのですが。
毎日の発行部数は朝刊294万部、夕刊73万部(2017年、ABC協会調べ)
08年北海道、16年山梨で夕刊を廃止。過去1960年代に拡張競争に破れ、
経営不振に陥る危機も。3大全国紙と言われるが読、朝の2強の後塵を拝し、
全国紙の体裁を維持するには難しい状況にあります。
戦前では世紀の誤報光文事件を起こし、戦後は読売の攻勢に尻尾を巻き、
西山事件で、信頼を失墜するなど、紆余曲折を経ながらも146年続く・・・・・
7年前の大震災「絆」の大切さを最初に訴えたのも毎日新聞です。
常に弱者に寄り添う。毎日新聞の姿勢が大好きです。
毎日新聞は、東京五輪・パラリンピックを控え、社会的弊害を取り払う「バリアーゼロ社会」
推進のため、共生社会を実現する「ともに2020」キャンペーンを行なっています。
146周年の今年、創刊記念日の特集、テーマは「よりそう」です。
一面は「原爆詩」の朗読をライフワークとする吉永小百合さんの大震災復興を願う
チャリティーのメッセージ「寄り添っていつまでも」を取り上げています。
7面には哲学者で武道家、内田樹さんの現代日本に最も必要なのは、地域共同体、
血縁共同体ではないか。自己利益最大化を追い求め、弱者敗者が路頭に迷うのは
自己責任だと思っている人たちだけで構成された社会では、どんな社会制度も破綻する。
相互扶助の仕組みなしに集団は存在しない・・・と・・弱者の立場を慮る・・・
私は毎日新聞が大好きです。弱者の立ち位置をより鮮明に、
常に読者に「よりそう」新聞であれ・・・
新聞のビジネスモデルが瓦解し始めています。
創刊146年を一里塚として、150・200年と存続することを願います。。Goto
2/21毎日新聞
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