節穴勝負審判

大相撲、来場所から優勝予想はやりません。お許しを。
九月場所、まずは大横綱白鵬関の全勝優勝おめでとうございます。
流石ですねぇ。強かったです。
先場所、御嶽海関の優勝を当て(偶然でしたが)もう一回当たれば
オマエも本物だなんて煽られ、ついつい調子に乗りました。
今場所の優勝力士はズバリ、御嶽海、そして大関昇進それが予想でした。
それが9勝6敗。8日目から上位陣とあたり5連敗。大関にはなって欲しいですがまだまだ?
関脇が活躍する場所は面白いと申しました、関脇逸ノ城関も強いのか弱いのか、8勝7敗。
予想は全くの外れです。
さらに、若手で活躍するのは、朝乃山と阿炎(あび)を紹介しましたが、二人とも負け越し、
不甲斐ない成績でした。いやいや、私の見る目は全くの節穴です。
失礼致しました。大相撲の優勝予想はやめます。もうやめます。
もうやめると言ってなんですが。
私なりの総評を申し上げますと(そんな資格があるかと言われば、ありません)
三賞受賞者、該当なしだったのは、白鵬関を始め上位陣が充実していたのですが、
大相撲は本当にガチンコ相撲になったと思います。だから強い力士が勝つ、
だが、甲乙付けがたい両力士の場合は「立会い」で決まります。
白鵬関は、強いし速いですが、やはり「立会い」が鋭く上手い。
白鵬関に「張り手(相手に張り手をして顔が横向き、脇を開かせ、差す戦法)で
対抗できるのは、よほど気が強くなければなりません」貫禄の差でしょうか。
御嶽海関は、白鵬関に立会で張り手ができる気迫ある力士です。期待したいです。
横綱稀勢の里関。1年半ぶりの本場所。10番の勝ち星は合格点でしょうが、
千代大龍戦は不用意な取りこぼしでした。玉鷲戦は、行司に問題ありの負けでした。
12番は勝てる力が戻ってきたといえましょうか。
腰を割っての蹲踞や仕切り相当な稽古を積んだようですね。
今場所で一番気になったのは、勝負審判の「節穴ぶり」です。
どの力士とどの力士の一番だったか、忘れましたが、何番もありました。
ビデオ判定でも同体が何番もありましたが、物言いを付けないのが目に付きました。
終了時間(18時までNHKとの約束)を気にしているのでしょうか。それでは本末転倒です。
力士はガチンコ対戦で命懸けで相撲を取っているのです。
際どい勝負はビデオ判定に委ねるべきではないでしょうか。
土俵下の勝負審判が物言いを付けねば、勝敗は軍配通りで決まってしまいます。
行司の場合、差し違いをすれば降格になります。
微妙な一番に物言いを付けない勝負審判は「節穴」審判として、
降格もありにしたらどうですか。取り直しが増えれば、お客さんも喜びます。
それにつけても、今場所の予想ハズレ、私も節穴好角家です。
申し訳ないやら恥ずかしいやら。
来場所から優勝予想はしませんので、お許し願います。Goto

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