遊びは最高の学びです。朝日新聞が保護者と子ども向けの紙面を。
状況は混沌としています。収束の糸口が依然見えません。
もちろんコロナ騒動の話ですが、
こんな時こそ、メディアの役割が重要なのではないでしょうか。
正解な情報を発信することは当然ですが、
「今、人が何に悩み苦しんでいるのか」を報じるのもわかるのですが、
平時ならば、人の不幸や困難に興味を持つ人が多いでしょう。
しかしこれだけ長期に渡って目に見えない敵と対峙し、疲弊しているときには
むしろ、明るく爽やかな話題「ハッピーニュース」を多く掲載して欲しいものです。
新聞はやはりメデイアの盟主です。それをよく理解しているのではないでしょうか。
桜が満開になったとか、陽光に土筆が顔を出したとか、
春らしさや春本番の話題を紙面の随所に織り込んでいるのはさすがです。
朝日新聞です。朝日がこんなに目敏い新聞だったかと驚く紙面が。
学校が一斉に休校になって、朝日が紙面化したのが「おうちでたのしーと」コーナーです。
朝日には遊びのアイデアを提供する無料ウェブサービス「すきが見つかる 放課後たのしーと」
というのがあります。子ども新聞など、子ども向けの商品です。
そのウェブ版を「本紙」に持ち込んだのです。(写真参照)
なかなか凝った内容でハサミやのりを使って立体的な「遊び」を提示、楽しませてくれます。
保護者と子どもが新聞を拡げて一緒に遊びながら学べるのです。
まさにNIE(教育に新聞を)の一環、新聞で遊びながら新聞に親しむバージョンです。
この「遊びながら学ぶ」企画は東京芸大と朝日新聞社の共同研究。
「遊びは最高の学びである」これが企画のコンセプトです。
遊びの本質は「楽しい」「面白い」と感じること。面白いと感じた事は
未知なる好奇心を呼び起こし、探究心やチャレンジ精神を芽生えさせます。
その情熱が自らの課題をつくる、それが究極の遊びにつながると、
さすがに「遊び」に対する考察も朝日的です。
世の中、学校に行けない子どもたちを抱えて保護者は困惑の限りです。
そこに白羽の矢を立ての「遊びながら学ぶ」企画、メディアの盟主面目躍如です。
さて、コロナ騒動、どこで収束するのかはわかりませんが。
ストレスを溜め込んだら、負けです。ここはチャンスと捉えて、
頭に刺激を与えようではないですか。ぜひ、子どもと一緒に新聞を開いて欲しいです。
新聞を活用していただきたいものです。
えっ。新聞を購読していないですって。あじゃーぁ。Goto
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