春の新聞週間

新聞を購読してもらう真面目な姿勢が欲しいですね。
このテーマにもいささか飽きているのですが・・・・
このブログ、テーマが「新聞を読もう」です。外すわけにも行かないので・・・
そうなのです。下手な語呂合わせで始まったとされる・・・4/6で「新聞をヨム」に
ちなんだ春の新聞週間についてです。
各紙とも・・・おざなりの特集記事を掲載しています。
朝日は見出しに「活字の先に 新たな世界」、内容がピンと来ない・・
美術家と絵本作家と、それに何がいいたいのか・・・さっぱり分らない・・
誰なんだろう?お笑い芸人さんの3名コメントを掲載。見出しとマッチしていない。
朝日の新聞週間に対する気が乗らない紙面。
読売は「新聞広げ 世界を読もう」の見出し、くだんの3名をインタビュー形式にして掲載、
内容は朝日と全く同じ。お笑い芸人さんはえもやんという芸名らしい・・・
記事下5段に日本新聞協会の「学ぶ力 生き抜く力を新聞で」と新聞を読み続ければ
子供の学力向上が望めるとの広告が。なぜ、読まれないかが問われているハズなのに・・
これまた・・力が入っていませんね。
気合い充分で特集を組んだのは毎日です。見開きです。
一面はくだんの3名のコメントですが・・・私がいつも首を傾げている「新聞科学研究所」の
説明が掲載されています。研究所の目的は新聞を読むメリットをネット調査で探って、
新聞協会加盟新聞社の空きスペースを埋めるための「身勝手」なデータを過大分析して
発表しています。敢えてその研究所を紹介しています。
もう一面は毎日新聞がさまざまな事象とどのように向き合っているか、どのような形で
読者に届けようとしているのかを丁寧に紹介しています。読み応えがあります。
新型コロナ・・・玉石混交の情報を如何に慎重に判断して掲載しているか・・よくわかります。
また、毎日新聞がどんな新たな試みを展開しているのか、新聞とはなんぞやを問いつつ
丁寧に説明しています。デジタル報道センターを新設、ファクトに惑わされぬ体制を
しっかりと取って、真実に迫る記事を如何に提供するかを読者に示しています。
新聞週間に対する真摯な姿勢です。もちろん、朝日も読売も毎日以上に
新たな試みをしているでしょう。ネットのファクトにもより神経を尖らせていると
思います。しかし、新聞週間への取り組み方、紙面作りを比べますと、
「新聞を読もう」と思わせる覇気がなさ過ぎます。残念です。Goto

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