メディアはワクチン打ち手不足の原因を報じるべきです。
今更ですが・・・どうも腹が立って仕方がないので・・・書き込んでみます。
新進作家・期待の平野啓一郎氏「本心」を上梓、さすがに斬れ味抜群、
時代を鋭く抉っています。読み応えがありました。
その平野さん、耳を、いや目を疑うような意見を新聞に掲載しました。
「国会議員」がワクチンを先行的に打つことに、目くじら立てて批判しているのです。
この手の文化人っぽい人が、ワクチンの優先順位を巡って愚かな発言を繰り返しているのは、
実に滑稽な話です。
東京五輪大反対の毎日新聞、こんな特集記事を掲載しています。
丸川五輪相「メディアも含めた大会関係者のワクチン接種も大会の安全のために重要、
出来るだけ多くの接種が進むことを望む」の発言を受け・・・・
高齢者への大規模接種が始まったばかり、日本国内では「優先接種」への批判があり
戸惑う選手がいるなか、取材するメディアが高齢者を差し置いて打って良いのか、
「倫理の問題を感じる。私は打たない」と海外メディアから問題提起があったと報じています。
海外メディアがそう言ったかどうか。眉唾です。この記事を書いた記者、正義感が強いのか、
倫理観が異常なのか・・・高齢者の接種が全て終わらなければ「若い自分」は
後回しにして欲しい、世の中も「優先接種」を守るべきと言いたいのでしょう。
平野さんに申し上げたい。毎日の若い記者に申し上げたい。
日本政府は4日・日本で製造されている英アストラゼネカ社のワクチンを台湾に提供しました。
台湾ではメーカーからの買付を巡り中国が介入したため契約が遅れています。
これぞ、人道の問題です。また、3000万回分をワクチン不足の国に提供することを決めました。
素晴らしいことだと思いませんか。
でも、それが出来るのは、日本では接種を望む全国民に供給できるワクチンが
確保されているということです。日本で不足しているなら、あなた達が・・・
政府は国民の命を蔑ろにしていると批判するのではないですか。
日本では自治体が競って、高齢者へのワクチン接種を進めています。
政府は更に早めろと自治体に号令を掛けています。
早めるには、打ち手を揃えるしか方法がありません。
であれば、メディアは「打ち手」の体制がなぜ整わないかを報じるべきではないでしょうか。
それと、優先接種って何なのでしょうか。ワクチンが潤沢にあるなら、
国会議員はもとより、首長・地方議員・公務員は当然早く接種するべきではないでしょうか。
この国の安定を保つには政治や行政に関わる人たちが感染してはなりません。
優先順位なら当然、早くすべきです。
高齢者を優先しているのです。だからと言って、日本中、3600万人が接種しないからと
それより早く接種する人を責めるのが、メディアの仕事だとはとても思えません。
今や誰でも良いのです。若い人ほど早い方が良いのです。
高齢者は私よりも・・・あなたが先だと誰も怒ったりしませんよ。
むしろ、接種して頂けることに感謝しています。分かっていませんね。Goto
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