メルケルを呼ぼう・・・

ウクライナ戦争、世界中に一人ぐらい、猫の首に鈴を付ける指導者はいないのか。
寂寥感が拭い去れない。別の言い方をすれば、重苦しい気持ちが離れない。
そう思いませんか・・・・日々報じられるロシアのウクライナ侵略です。
無辜の民が、極々普通に暮らしている人々が戦果に逃げ惑う・・・
その報道をただ見つめているだけ。何の力にもなれず助けることもできない。
声を上げても虚しく空に消える。感傷的になっても仕方がないのだが・・・
圧倒的な軍事力の差です。城を枕に討ち死にする覚悟に・・・どうすることもできません。
日本政府が出来ること、防弾チョッキとヘルメットを送る。ウクライナの要請です。
それも良いでしょう。でも他にできることはないのか・・・欧米の経済制裁と
歩調を合わせ日本なりにできることはやる。そうするしかないのだが・・・
少なくとも、安倍元首相は在任中何度もプーチンと会談しましたか。
シンゾウ・ウラジミールとファーストネームで呼び合う仲じゃなかったか・・
日本に核の持ち込みが必要などとピンぼけ言ってないで、やることはないのか。
岸田首相も外務大臣を4年半近くやっていたのです。
記者団のぶら下がりに「断固容認できない」と叫んでいても・・・犬の遠吠え。
この戦争に仲介の労を取れる政治家はこの国にはいないのか。
14年のクリミア半島・ウクライナ危機で、正面からプーチンに対峙して
力でウクライナを蹂躙しようするプーチンに感情を殺し38回もの粘り強い
会談を重ね、停戦に持ち込んだ立役者はドイツのメルケル前首相です。
もしも、メルケルが今尚、ドイツの首相であったなら・・・
こんな状態にはなっていなかった。断言できます。
メルケルよもう一度と申し上げたいのですが。。。今や市井の人です。
欧米日がロシアに更なる制裁を科しても、今の戦果を止めることはできません。
ではどこの指導者がプーチンと直談判してこの戦争を止めることができるのか・・・
世界中を見渡しても誰もいない。敢えて申せば、国連なのでしょうが馬耳東風です。
では、中国の習近平首席でしょうか。
それも首を傾げます。となればロシア内部からの崩壊を待つのみ・・
それもそうあれば良いとの希望的観測に過ぎない、程遠い。
世界に200ヵ国以上の国がありながら「猫の首に鈴をつける」
政治家・指導者はいないってことです。
ただ指を咥えてウクライナの民が殺戮されるのを見ているだけ・・・
政治とはいかに無力であるか、アナーキーズムが頭をもたげます・・・
寂寥が募るばかりです。Goto

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