高齢者は食欲を。

海上自衛隊は金曜日のカレーぐらい、隊員に振る舞いなさいよ。
高齢になると食事に気を使う。いや、食べ物はエネルギーの源です。
何を食べるかによって、今後の元気度が違ってきます。
私の尊敬する経営者、御歳93歳、一番の好物は「肉」それも脂身のあるロース。
週に2回は300グラムはペロリと平らげておられると。
そりゃ、いつまでもお元気で、第一線で頑張れるわと、感心します。
私など、最近はそんな先輩方を見習い、なるべく肉を頂きますが・・・300グラムなんて、
脂身が多いなんて、精々150グラム、それも赤身が精一杯です。
若い人は別として、考えて見れば、高齢者に食欲がなくなると急激に衰えます。
食べれなくなる要因はいくつかありますが、頭を使わなくなると食べれなくなります。
元々、運動は少ないのですから、肉体が消耗してのエネルギー消費量はあまりありません。
意外なのですが、高齢者のエネルギーが消費されるいちばんは「脳」を使うことだそうです。
肉が脳細胞の活性化に良いかどうかはわかりませんが。
記憶力が良くって文章能力があり、よく喋る人は食欲が旺盛であることは間違いない。
健康の秘訣は・・・昔から、頭を使うことと、よく食べよく寝ることと言われるに一理あり。
健康のためかどうかは知りませんが・・・
海上自衛隊は毎週金曜日にカレーを食べる伝統があるそうです。
どこかのテレビで、呉だったか、佐世保だったか、戦艦の中だったか、
海上自衛隊のカレーが美味いので、味比べの番組を見たことがあります。
早飯・早糞芸のうち(失礼)何て昔の軍隊では言ったそうですが。
カレーって昔から早食いにはもってこい。栄養価も高く濃い目の味なら、食欲は増進します。
肉体労働の兵隊さんには持って来いの食事ってことです。
青森八戸にある海自・大湊地方総監部の食堂で、50代の男性幹部がカレーを食べ停職5日の
懲戒処分。一方、海自第23航空隊(京都舞鶴市)の40代の男性事務官も食事の
支給対象外なのに2年間に渡り毎週金曜にカレーを食べ続けたとして停職4日間の
懲戒処分となりました。
2箇所で同時にカレーの無銭飲食という同じ理由で処分です。
舞鶴の事務官は「着任前からカレーだけは『味見』と称して慣例的に食べていた、
重大な不正との認識がなかった」と。八戸は幹部自衛官の他、男女3隊員、資格がないのに
カレーを食べるのを黙認し、自分も食べたと。
自衛官です。ルールはルール、規則は規則です。
処分されるのは仕方ないとしても、海自が2ヶ所での違反を同時に発表したには
別の意図があるのか。不可思議な話です。
お国を守ってもらっているのです。金曜日のカレーライスぐらい、
どれだけ食べてもいいじゃないですか・・・如何にもセコイ海上自衛隊ですね。
そうそう、高齢者がカレーを食べると、脳が刺激されるんだそうです。
脳を使わず食欲不振の高齢者には・・・海自のカレーを振舞ってはどうでしょうか。
低額で。Goto

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