パネトーネ種

日本から長期保存食のパン革命・・・
このパンは日持ちがする。何年前でしょうか・・30日以上は品質保証できると・・・・
日持ちがするってことは保存料が入っているってことだと思い・・・
最初は何となく食べるのを躊躇していました・・・でもそうじゃないと分かりました。
ですから、製造から1ヶ月以上経って食べましたが、
作り立てと何ら変わりません。むしろ、一定の時間を置いた方が美味しい。
それに保存料無添加でもあります。風味を保ちながら日持ちする。災害の多い日本列島です。
これなら災害地の保存食に持ってこい。秘密はどこにあるのか。
パンメーカーの社名は「コモ」。本社は愛知県にあります。
創業は1984年、創業者が欧州旅行でイタリア北部・コモ湖の近くにあるパン工場を見学、
「発酵に時間をかけ長期保存の効くパンを焼いている」と知り・・・びっくり。
工場ではコモ湖で生息する酵母「パネトーネ種」を発酵させていると。
パネトーネ種は酵母菌と乳酸菌が共存する珍しいパン用酵母。この乳酸菌が生地を
酸性にして、水分含有量も抑えられるため、雑菌のほか、カビを防ぐ効果がある・・
「コモ」社はイタリアから持ち帰った酵母「パネトーネ種」の元種を
門外不出で守り育てています。ですから、秘密のベールに包まれています。
それに酵母の世界はまだまだ分からない分野です。ですから保存料を使っているのではとの
憶測もあり普及には時間が掛かっています。でも社名を含めその由来がわかりますと、
こんな凄いパンはない・・・
SDGsが叫ばれている時代です。
パンのロスが日にどのくらいあるかは定かではありませんが・・・
パネトーネ種酵母のパンなら、食品ロスに寄与できます。
「コモ」社では新商品の開発にも意欲を示しています。
酵母菌と共生する乳酸菌が2種類あることを突き止めました。
乳酸菌の健康効果は証明されています。病気に打ち勝つ力といわれる
免疫力を付けるパンができるなら・・・パン革命ではないか。
保存料無添加で健康志向時代にマッチし発酵食品の機能性を高める
新商品が誕生すれば・・・と思うと頼もしい。Goto

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