ACジャパン_ちょっと一緒にで守れるライフライン

社会課題の解決に自助を外してはなりません。
写真を参照下さい・・・
「片道50分。今日も1人でお買い物」・・・腰が曲がった高齢者が、雪道をトボトボと。
コピーは「片道50分  今日も1人でお買い物」・・「ちょっと一緒に」で守れるライフライン
高齢者の運転免許の自主返納が進みます。
彼らのための自動車以外の交通手段の確保が課題となっています。
公共交通機関がない地域では、それらを補うボランティア団体や
地域の助け合いが必要不可欠です。
買い物代行や自家用車有償旅客運送など、
実は私たちにもできることがたくさんあるのです。
下記の広告は、日経新聞に掲載されました。
第18回. ACジャパン広告学生賞・新聞広告部門・準グランプリ受賞作品です。
(制作・大阪芸術大学・松田紗香さん)
ご覧になって、どんな感想をお持ちになりますか・・・
もう一度・・・よくご覧下さい。如何ですか。
広告的な視点で捉えれば、さすがにグランプリ。構図といいコピーといい、
哀愁と申しますか、悲哀さえ感じます。なかなかの出来栄えです。
中身としてはどうでしょうか・・・
あなたに、ボランティア活動ができますか。自分事として。そう迫っています。
どうでしょうか。ボランティアをやらねばと思う人がいるでしょうか。
「買い物代行」や「自家用車有償旅客運送」など・・
実は私たちにもできることがたくさんある・・と言いますが。
いずれも簡単にはできません。国交省の許可が必要です。
ビジネスとして成り立つとも思えません。
ではどうすれば良いのか。行政が手を差し伸べ、定期的に乗り合いバスを回す以外に
方法はありません。でも今の自治体の財政状況で、恒久的な予算が組めますか・・・
費用対効果が問われるでしょう。公助の限界です。
ではどうすべきか・・・この広告にいちばん欠けているのは・・
自助の考え方です。こう申し上げると、朝日的には批判されるでしょう。
でも考えて下さい。高齢者が自ら、周りの人たちに迷惑をかけたくないと思えば、
生活インフラが整ったところで暮らすのが最もベターです。
そう考える高齢者が増えない限り・・全てが社会が悪いってことになります。
あえて申します。高齢者よ、甘えるな。甘えは若い人たちの負担になる。Goto
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