音楽の楽しさを知る。

二つのコンサートで笑顔になり、感動を貰い、夢が見えました。

続けることの重要さを改めて学びました。
一つは、障害のある人たちのコンサートです。
私の友人が代表を務める「NPO法人・音楽座ぎふ」の催し「清流ふれ愛コンサート」です。今年で8回目です。

以前から話は聞いていたのですが、音楽音痴の私です。試みは良いと思っていたのですが、実際に足を運んだのは初めてです。歩行が困難。車椅子です。ギターを爪弾くのが困難。ですから特別仕様のギターです。どこから、あんなに力強い、張りのある声がでるのだろうか・・・透き通った美しい歌声に感動。
ギターの弾き語り・・・美幸(みゆき)さんです。

和太鼓と吹奏楽のコラボ企画。大垣特別支援学校の和太鼓部と大垣市立西部中学校の吹奏楽部の競演です。支援学校は今年で創立50周年。和太鼓部は中等部4名、高等部8名で週二日間活動、自分でできる力を大切に活動しています。「和太鼓って楽しい。音楽って楽しい」という思いを届けたいと、元気いっぱいに演奏してくれました。

吹奏楽の演奏に合わせて和太鼓を叩く、8名の生徒の弾ける笑顔。指導された先生の努力に敬意を表すとともに、彼らと一緒に競演してくれた吹奏楽部の中学生に感謝です。夢のコラボに豊かさを感じました。NPO法人・音楽座ぎふが音楽を愛する障がいのある人たちに練習の場や発表の機会を8年間に渡って提供していることに続けることの重要さを学びました。

もう一つのコンサートです。石巻日日新聞からです。
ジャズトランペッターの日野浩正さん(81)が石巻で震災後・6回目のライブコンサートを開催しました。東京で生まれ育った日野さんですが、
祖父が石巻の出身。戦時中は盛岡に疎開。今も石巻には親戚がいる。
去年に続いて2年連続の凱旋公演となりました。

ライブの終盤、日野さんが開催したチャリティーゴルフ大会の売り上げで購入したトランペットを3台。住吉中学校の吹奏楽部に寄贈するサブライズがありました。住中吹奏楽部は、7月の多賀城・石巻地区のコンクールで金賞を受賞したことで選ばれました。日野さんからトランペットを受け取った、トランペット担当の佐藤そのか(2年)さんは、日野さんに促され、校歌を披露。

日野さんはそのかさんに「一音に命を張るんだよ。聴いてくれる人に愛を込めて」とエールを。ライブの最後は、日野さんがファンをステージに呼び込み、住中の吹奏楽部の生徒たちが打楽器を叩き、手拍子でプロのジャズマンと共演。会場全体が一体となって、寒さを吹き飛ばす熱いステージで参加者全員が感動と笑顔に包まれたそうです。

こんな言葉を思い起こしました。
感動は人に変化を与える。
笑顔は人に潤いを与える。
夢は人に豊かさを与える。・・・齢・75歳・音楽の楽しさを知りました。Goto

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