大賞は絶対に世界陸上やり投げ金メダル・北口榛花(はるか)選手だと思う
年末です。今年もスポーツに元気をもらいました。
同時に唯一自分もプレーするプロゴルフ界では日本男子が低迷、ストレスも感じましたが・・でもスポーツは良いですねぇ。日本スポーツ賞(読売新聞社制定・日テレ放送網共催)が発表された。あなたは誰が?
大賞はWBCで3度目の世界一に輝いた「侍ジャパン」・・勝利の瞬間、大谷選手が帽子を高く放り投げ・・チームメイトに飛び付く姿は感動的でしたね。その大谷選手が感謝の言葉を残して・・・エンゼルスからドジャースへ。もちろん、「あれ」した阪神タイガースも絡めて、野球は良いですねぇ。
でもです。大賞なら私は陸上の世界選手権女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手ですね。五輪が象徴するスポーツの花、それは陸上競技ですよ、日本選手が世界陸上、それもフィールドの競技で金メダル。
女子マラソン以外にありますか?無条件で、北口選手ですね。
まぁ・・選考も大変だったらしくて、特別賞を設けて、大賞に準じたのですが、私的には大賞を二つにしても良いと思います。陸上ニッポンのためにも。
それと、奨励賞はレスリング女子の藤波朱里さん。来年のパリ五輪期待だそうですから、若干恣意的かな。
因みにですが・・奨励金。侍ジャパンに500万円。北口選手に100万円、藤浪選手には50万円がそれぞれ贈られるそうですが、この額ってどうなのでしょうか。大谷さんのドジャース契約金が1000億円ですよ。賞金の問題ではない・・名誉だなんて新聞社風吹かせても。みみっちいと申しますか。ガックリですね。
だってですよ。日本スポーツ賞って銘打っているのでしょ。それも72回・読売グループの独占です。朝日も毎日も一行も報じませんからねぇ。これもこの国を蝕む既得権の一つだと思うと妙に納得ですが・・・寂しいですね。それと、やたらスポーツ選手に国民名誉賞を連発する政府も・・政権浮揚に利用しているだけ、ルールを設けて欲しいですね。スポーツの基本はルールですから。
北口選手ですが、日本で練習していないのですね。「金メダル獲得したあと、すぐに日本に帰ってこれなかったので、どのくらい盛り上がっているか実感できずにいた。こうして賞をいただくことで、多くのみなさんが応援してくれていたんだなと実感する」と受賞の喜びを語ったと読売新聞は報じるが・・・
彼女はすでに11月から冬季練習を始めている。1月からは環境が整い、雑音に惑わされない、拠点にしているチェコでさらに技術を磨く予定だそう。これって何を意味しているのでしょうか。日本にはスポーツ選手を育てる環境がないってことです。
とりわけ、やり投げって・・・どこに練習場があるのでしょうか。そこらのグランドで投げれば、すぐに危険だと、文句が出る。警察が注意する。世界選手権で優勝しても、チヤホヤして煽てるが、練習場はないのです。これって、日本スポーツ賞開催の利権を持つ読売グループが世論に訴えることではないでしょうか。やり投げだけではありません。ハンマー投げ、円盤投げ、砲丸投げでもそうです。すぐに危険・危ない・怪我したら誰が責任取るのか・・です。
事故やトラブルに怯え、無菌である事が正義のようなこの国で、強いスポーツ選手が育つとは思えません。そんな無菌国家を標榜しているのは、メディアであると思うと、日本スポーツ賞の主催が読売グループであることに首を傾げます。
とは申せ、正月になると、新聞社が主催する。元旦駅伝・箱根駅伝と・・若者が必死に走る姿を新聞社系列のテレビが一日中放映。それを見て元気をもらうのですが・・・Goto
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