70歳以降も働きたいなら・・・死ぬまで鍛錬を怠らない覚悟が・・。
昨日、私は早朝ウォーキングを休みました。家人に言わせれば「どこか悪いんじゃないの。欠かさぬウォーキングをサボるなんて」と冷ややかでしたが・・
たかが早朝ウォーキングですが。日課です。休むに躊躇した理由がある。
5時ごろから冷たい雨が降っていたから。そうではない。雨雪であろうと行く。前日の日曜に気のおけない仲間と真剣にゴルフに講じ、足腰が痛いから。そんなことはない。最近はウォーキング中にストレッチを15分ほど加えるので、ゴルフの翌日でも筋肉の凝りはない。ではなんだ。なぜ、サボったのか？
正確に言えば、起床はいつもと同様、4時過ぎでルーティンもいつも通り。
でも朝勉もそこそこで本を閉じた。なぜか。もったいぶるのではないが。ネットで全米男子ゴルフツアー、ジェネシス招待の結果が気になって開いたら。11アンダーで、我らが松山英樹プロが10位以内に付けているではないか。
こりゃひょっとしたらひょっとするのではと「LIVE」でみる価値があると思った。居間のテレビをつけたのが運の尽き。会場のカリフォルニアのリビエラCCには若い頃だがプレーしたことがある。場面はちょうど7番。ピンチだったがパー。8番もピンチ。ここでボギーを打ったらテレビ観戦を止めて、ルーティンにと思っていたら。そこも、9番も切り抜けた。
バックナインに・・・10・11番がバーディで13アンダー。そして最難関と言われ、初日にダブルボギーを叩いた12番。ツーオンに成功したものの長いパットが残った。それをど真ん中からねじ込んで。3連続バーディ。これで、ウォーキングに行けますか。・・・・てなことで。最後まで観戦してしまいました。
結果はご案内通り。タイガーウッズがホストを務め。優勝賞金が400万ドル（約6億円）の高額大会に格上げされた大会での優勝。私の唯一の趣味であるゴルフ。松山プロの世界的大会の優勝の瞬間を見過ごす手はない。
まぁ・・そんな嬉しい理由でウォーキングをサボりました。（笑）
彼は一昨年、1月のハワイで開催されるソニーオープン以来、2年ぶり優勝。去年は体を壊し、1年苦労しました。関係者の間で松山はもう終わりか？3年前のマスターズチャンピオンが絶頂、その後下り坂。世界では通用しないのではなどと囁かれた。去年の成績、今年の力を見てファンもそうかもと思ったのでは・・
でもです。これだけは言われていた。世界中のプロゴルファーで、松山プロ以上に練習するプロはいないと。やり過ぎで体を壊しちゃったのではとも。
それが、この優勝で見事復活。世界ランキングも51位から一気に20位に。
シーズンは始まったばかり、もう一つ二つ優勝すれば世界No１もあるかも・・楽しみ、期待が膨らむ。
話はまったく違うが・・・日経新聞が23年・10〜11月に「働き方・社会保障」に関する世論調査を実施した。その中で「あなたは何歳まで働くつもりか？」と尋ねたところ、70歳以上だとの回答が39％。18年の調査開始以来最も高かった。
なぜ、70歳以降も働きたいのかとの理由・・7割が「生活資金など経済面」だと。18年から22年の調査では「健康」がトップだったが入れ替わった。
必要なお金の問題に備えてどのような取り組みをしているか・・との質問には「預貯金」が61％で1位。「保険、個人年金への加入」33％と続き、「長く働くための技能向上」は14％で18年の調査開始以来横ばいのまま。働き続ける意向の人が増えても、リスキングの意欲はデータ上高くない。
ということは、楽して収入だけは得たいと思っているのではないか。そう思えてならない。松山プロの鍛錬を見ろ・・とは言わないが。少なくとも70歳を超えて働きたいなら、それなりの努力をする。自分磨きを怠るようでは・・世間は受け入れてくれないのではないか。
私も70歳を超えて尚、働かしてもらっている。
でも、趣味のために早朝ウォーキングをサボるようでは・・
お役御免になる日も近いかもと反省している。
それにしても松山英樹プロの快挙に努力を怠るなと勇気をもらった。
おめでとう。ありがとうございます。Goto
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