なぜ、今年の果物、どれをとっても、こんなに糖度が高いのか?
上機嫌な夏の終わりです。
今年はありがたいことに、なぜか、果物づいています。
千葉の先輩が送ってくれたのは大玉のスイカ。
週末。昼下がりの炎天下、ベランダに持ち出して、塩をひとふり。
ガブリとやれば、甘い果汁がほとばしる。
種は三階のベランダから庭先へ。ぷっ。ぷっと飛ばす。
短パンに真新しいTシャツ姿。家人の「やめてぇ!」という悲鳴を背に
、窓を開けっぱなし、風鈴を聞きながら水うちわでパタパタ。
案の定、Tシャツに果汁が、ポタリ、ポタリ。スイカは水分たっぷりだからね。
愉快・愉快。
高山の友人からは桃が届いた。ゴルフができなくて気の毒に、
と笑いながら「これで機嫌直せ」と。ひと口頬張ってわかる。
私は無類の桃好き。これは格別か。芳醇な甘さにほっぺが落ちるとは
このことか。友人の「どうだ美味いだろう」の声が聞こえてくるようで、
桃でゴルフができないイライラがぶっ飛んだ。
そして、富山の師匠からは紅羽梨が。かつての市長が退任後、家業を継いで、
天塩にかけた逸品。品書きには「カニ殻を撒き、アミノ酸を葉面散布し
除草剤を使わず育てた丹精が記されていた。渇水を乗り越えて実った梨は、
透き通るような甘水。思わず師匠と太陽に合掌す。本物は作り手の心が染みる。
羨ましいそうに我が福顔を見つめる・・家人もお裾分け。
夏の果物。極めつけは、近所の長良川ぶどう。なぜ岐阜市の北部にぶどうばたけがあるのかは知らないが、とにかく甘い。小粒だから、ガバッと頬張ると、
想像を超える美味しさ。えっ。長良川ぶどうってこんなに糖度が高かったか?
あまりの感動に。家人が翌日と翌々日も、種類を変えて買い求め、ゴルフ仲間に配って回った程だ。
今年の果物はなぜこんなに甘いのか。
答えは二つ。一つは農家の熱意、もう一つは記録的な猛暑ではないか。
人々を苦しめた太陽は、同時に果物を甘く育て、大地を豊かにした。なるほど、暑さに愚痴ばかりも言ってられない。
果物に託して届いた仲間や師の想い、そして大自然の恵み。
夏の終わりに、その幸せを噛み締めている。
米騒動に揺れた夏だが。新米もきっと美味いに違いない。Goto
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