やり抜いた人たちを讃える国でありたい。
構想から10年の歳月を掛けて、夢と希望・関西圏と日本の地方を元気にするとの熱い思い掲げて開催された大阪・関西万博が、ついに幕を閉じた。
この偉業を成し遂げた維新の会・そして橋下徹氏・松井一郎氏らの覚悟と責任感に、私は心から感謝を捧げたい、もちろん、博覧会関係者にもだ。
批判に耐え、政府との交渉を粘り強く進め、どんな悪質な妨害にも屈せず、
半年間やり切った。大阪の地で、再び世界の人々が未来への希望を語り合えたことは、誇るべきである。
私は敢えて申す。
「税金の無駄遣いだ」「計画が杜撰だ」「時代遅れだ」と
執拗に叩き続けた朝日新聞・毎日新聞・エセ評論家諸氏・・あなたたちにも
感謝する。
なぜなら「批判は、正しきことを貫く者を強くする」からだ。
意味なき誹謗中傷の数々が、開催者の覚悟を鍛え、国民の目を覚まさせたのだ。
批判という刃が、正義を磨いたとすれば、あなた方の存在もまた、万博の一部であったと言えよう。
私も左足の負傷を押して、杖を突きながら会場を歩いた。
大屋根リンクを一歩一歩、2キロだそうだが、一周した。
そこにいた2500万人の笑顔と希望をこの目で見た。
国や宗教、肌の色を越えて、人類が共に生きようとする姿・・
日本人のイキイキした姿・・・それこそが万博だ。
平和の象徴であり、人間の可能性の証である。
批判者の多くは、それを信じる力を失っていたのではないか。
閉会を迎え、来場者の賛辞が溢れると、今度は「黒字はごまかしだ」「結局カジノの布石だ」と、再び噛み付く者が現れた。だが、私は言いたい。批判できる自由があるこの国はやはり素晴らしい。しかし、同時にやり抜くものを称えられる国でなければならない。挑戦者を潰す文化が蔓延する国に未来はない。
人の努力を素直に讃えよう。
万博は成功だった。
それを認める潔さこそが、次の日本を創る第一歩だ。
改めて、万博成功に導いた、関係各位に感謝と敬意を表す。
もちろん・・・会場に足を運んだ全ての人々に・・・Goto
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