公民

NIEの推進を!
無頓着と言えば、無頓着。
無知と言えば、無知。知らないと言えば、知らない。
自由民権運動とか、公民権運動は市民の権利を勝ち取るための
政治活動だと思っていました。
政治、経済、一般社会を学ぶ学科は、社会科だ決め付けていましたら、
1970年代以降、中学三年生からは、公民科と言うそうです。
1994年から、高校では、公民科の目的を「広い視野にたって、現代の社会について、
主体的に考察させ、理解を深めるとともに、人間としての在り方、生き方についての自覚を育て、
民主的、平和的な国家社会の有為な形成者として必要な公民としての資質を養う」と規定してます。
いかにも、お役所的目的ですね。
子供を三人も育てながら、社会科が公民科に名称変更。民主国家の社会常識を身に付ける学科に
変身しているのを知らないのは、一度も子供の教科書を見たことがない。無頓着な親の証明です。
恥ずかしい限りです。しかし、公民科の立派な目的のわりには、
社会常識が身に付いた生徒が育たないのが気になります。教科書や教え方に問題があるのでは?。
小学校で、朝の読書運動が広がっています。活字文化を発展させ、大変有意義です。
NIE運動をご存じですか?NIEとは、ニュースペーパーインエディケーション。
新聞を使っての教育です。
1930年代のアメリカで始まった教育方法。
日本では、1985年ごろから、中学生三年生の公民授業に使われ始めました。
が、まだ、全体の数%と僅かです。
新聞を公民の教材に使うこと、私は大賛成です。
授業ですから、基本的なこと、理論を教えるのは、当然でしょうが、
生きた情報を与え、政治や経済、一般社会に興味を持たせるのは、とても重要です。
新聞を教材にすれば、家庭でも話題にでき、家族のコミニュケーションも取れます。
教師自身も勉強になり、ある程度、自由な社会教育ができます。
最近、新聞を購読しない家庭が増えています。困ったものです。
親が、社会に無頓着、社会に無知、社会を知らないのは、子供に恥ずかしいことです。
NIE公民運動が全国に広がればと、願います。            Goto

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