反戦の誓い

風化させてはいけないと思います。
我社の生活情報誌八月号が出そろった。
16誌(エリア)で756、490部を発行している。
来月には三重県の松阪市を加え「80万部」を突破、目標である100万部が視野に入って来た。
全誌を家庭に配布するシステムのお陰だと思うが、ご年配方のご意見や投書も多く頂ける。
その八月号で、「たんとん」(各務原市55500部・発行)と「wao!」(大垣市59900部・発行)の巻頭特集は「航空基地の町各務原の戦争体験記」と「空襲体験を語りつぐ大垣の会」と題した悲惨な大空襲の模様を掲載。読者から、多くの投書が寄せられている。(ありがたいことです)
7日の朝刊各紙一面。珍しく、トップ記事が割れた。
時代の趨勢か?新聞社の特徴が出て、ちょっぴり心配です。
毎日新聞、景気後退濃厚と、内閣府発表の経済悪化を。
読売新聞、五輪を意識、中国での餃子中毒問題を。
日経新聞も五輪に絡め、外貨準備高世界一の中国、金融緩和を。
朝日新聞だけが、米国新大統領に向け、「非核社会」実現へと、「広島原爆の日」の市長メッセージを。
それぞれに、掲載した。
経済情報は現代社会に不可欠。食の安全は命の問題、それぞれに大切です。
日本選手のオリンピックでの活躍情報も、とても重要なニュースです。
しかし、日本の繁栄は、先の大戦の犠牲の上に成り立っているのも、また事実です。
せめて、広島と長崎と、そして、終戦記念日、この八月の三日間の朝刊ぐらいは、
全国紙の使命として、一面トップには、反戦の意思を示し、あの悲惨な戦争体験を
風化させない記事を掲載して欲しいものです。
我社の「たんとん」「wao!」の「戦争体験を風化させてはいけない」との意志を持った
八月号巻頭特集を誇りに思います。(全文は中広のHPに掲載されています)
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