「桜の会」をうんざりするほど追及するもう一つの理屈。
日本って凄い国だと思いませんか。そりゃ、四方を海に囲まれています。
その気になれば、徹底した水際作戦で「新型コロナウイルス」も止めることができます。
その証明が大型クルーズ船の感染予防体制です。
世界的に広がる感染です。日本政府も本腰を入れ、対策を強化しています。
折しも通常国会開会中、中国や東南アジアでは死者が次々に報告されています。
国民の生命に関わる問題です。議論をこの問題に集中すべきだと思うのですが、
新聞で知る「予算委員会」などの議論、野党は相変わらず「桜を見る会」を追及しています。
これでは政治不信と申しますか、野党支持は減るばかりです。
毎日新聞って、時々面白いことを言う「専門論説委員」がいるものです。
「桜ばかりやってる場合か。うんざりする」そんな批判の声に「それは違う」、
「命より重要だ」と、ムキになって反論しています。びっくりするより、
この人は、政権を批判することがジャーナリズムだと思い込んでいるのでしょうねぇ。
毎日新聞を読まない人が増えるのも「さもありなん」です。
理屈はこうです。
国会でうんざりするほど時間が費やされるのは「首相が真実を隠して
まともな答弁をしないからだ」ということは「ウイルス」問題でも
「都合の悪い情報を隠したりごまかしたりするはず」だから
「桜の問題をあやふやにするわけにはいかない」、
「緊急事態だから、棚上げにするわけにはいかない」という理屈です。
なんとも身勝手と申しますか。偏見、偏向の塊と申しますか、
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の類いで、読むの耐えない理屈です。
ひと言で申します。「桜の会」は今年から中止です。それで良いじゃないですか。
それでも屁理屈を捏ねたいのなら「特別委員会」でもつくってワイワイやったらと思う。
それも、主催した歴代の首相をならべて。
私は日本って本当に凄い国だと思うのは、緊急事態に厚生省を始め医療機関はもとより、
警察・消防、そして自衛隊までが、「迎え撃つ」態勢を整えていることです。
幾度かの「震災」経験による危機管理体制のおかげです。
それと、この緊急時にも関わらず「桜の追及」をする野党と
それを後押しする新聞を容認する寛容さが凄い国だと思います。
この「専門編集委員」氏のような方が、「ウイルスに感染」すると、
我が身可愛さに「マスク」を買い占めて政府に助けてくれと、擦り寄るんでしょうねぇ。
そうそう、野党の国対委員長が東京都内発行の新聞6紙を控え室のドアに張り出し、
記事に「すばらしい」とか「クズでゼロ点」と採点し、書き込んで張り出したとか。
なんとも稚拙な。平和ボケか。新聞を論評してどうする。バカバカしい。
「桜の会」での質疑の模様を掲載した首相答弁の記事に
「素晴らしい」と花丸マークをデカデカとつけた新聞は、そうです。
もちろん、この専門編集委員氏の新聞です。
これでは、毎日新聞が売れないわけです。(因みにこのコラムは夕刊)やれやれ。Goto
コメント