新聞は読者のためにあって、ペットのためではない・・・・
ほんとかいな?本当ですよ。嘘だろ。嘘じゃないです。
じゃ現物を見せてくれよ。信じられないじゃないか・・・・
いいですよ。借りて来ます・・・・
最近・歳を取ったせいか。あまり驚かなくなった。
さすがに「現物」(写真参照)を目の当たりに、とうとうここまで・・
驚いたというより、愕然しました・・・・
このブログ・5000回に達しました。3000回を過ぎた頃から、
衰退が著しい新聞、もしもこの世に新聞がなくなれば、
社会は真っ暗になります。時の権力者や特権階級のやりたい放題になります。
何としても「新聞」を守りたい。社会の公器としての役割を担って貰いたい。
そのためには新聞を購読して欲しい。そんな思いを込め「新聞を読もう」を
テーマに綴っています。その新聞がです。
その新聞がネットで販売されているじゃないですか。
ネットで何でも買える時代です。新聞が「アマゾン」で買える・・不思議ではない。
そう思われるかも知れません。でもです。新聞とは「新しい」ことを「見聞」するモノです。
朝刊は配達されますと、次の日の朝刊が届けられるまでの命です。
それで大概の使命を終えます。
私が愕然となったのは、「新品の新聞」そうです。購読者に届くはずの新聞、
ページを捲っていない。印刷工場から出荷されたままの新聞が日にち遅れで
「束」になったままネットで販売されているのです。
それも用途は「ペットの汚物を処理するため」です。
古新聞ならその使命を終えたのです。どのように処理しようが、それは読者の勝手です。
でも、印刷工場から出荷されたまま、転売されるとなると、話は別です。
写真の新聞はもちろん、全て新品です。全部で110部(販売価格2900円)です。
内訳は日経新聞・5/29付・朝刊75部、5/31付夕刊4部、中日新聞5/31付・夕刊8部
6/1付朝刊5部・中京スポーツ6/1付・11部、日刊ゲンダイ6/1朝刊7部です。
新聞には押し紙といって、販売店に実売部数以上を押し付ける慣習があります。
販売店は押し付けられた部数も含めて「部数を登録」します。
その分、チラシを折り込んだことにすれば、収入が得られるからです。
新聞社は発行部数が増える。販売店はチラシ売上が増える。ウィンウィンです。
でもチラシのスポンサーからしてみれば、その分、無駄な印刷費が掛かり、
配布料は増えます。広告会社は新聞社が示す発行部数で営業するのですから、
実売部数と違えばスポンサーを騙すことになります。
ましてや、印刷工場から梱包したまま、ペットの汚物処理用の新聞として
ネットで堂々と販売されているとしたら、いや、販売されているのです。
これって、どう思いますか。
7月から新聞各社は購読料を一斉に値上げします。
値上の前に余分に印刷してはいないのか・・無駄な出費があるのではないか。
政府の無駄には鋭く切り込む新聞ですが、自分の事となると、いやはや・・・
新聞命(しんぶんいのち)の私としては、新聞が読者に読まれもせず、
ペットの始末に使われるとは・・・如何にも淋しい・・天を仰ぐ・・・。Goto
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