備えあれば憂いなし・・・

政府が発表した「第6波」総合対策に思う。
コロナ対策の話です。10月に入り感染者数が激減しました。
東京で一桁なんてゼロと同じです。ご案内の通りです。
第5波では連日2万人を超す感染者が。医療体制は逼迫、自宅療養もやむなしとなりました。
その轍を踏まない・・・そんな覚悟なのでしょうか。
12日・政府は「第6波」に向けた総合対策の全体像を明らかにしました。
「備えあれば憂いなし」です。現下で考えられる最善の施策を講じることは賢明です。
内容を読んでみますと、さすがに日本人と申しましょうか・・・
トラウマにあまりにも敏感です。
「第6波は来ない」・・・と宣言している私からすれば・・
ことは死に至る疫病です。過剰なくらいが丁度良いというところでしょうが・・
誰も言わなので敢えて申しますが・・いささか過剰ではないかと思います・・
だって、ワクチンも開発されたのです。その効果を否定することはできない。
軽症者用の経口型の治療薬も年内には承認されるのです。
中等症患者用の治療薬も重症者の治療法もある程度確立されたのです。
第5波以前とは比べモノにならないくらい、医療が進歩したのです。
第5波以上の感染者数になるとは考え難い状況にあります。
そのことは誰もがわかっているのです。でも第6波は必ず来る・・・来ないというなら、
来た時の責任は誰が取る。人の命に関わることなのだ・・と専門家と称する方々に
脅されれば・・否定の余地はありません。だから、最善の策を講じることになります。
病床確保・・・
1・入院約3万7000人まで確保。(この夏の3倍)
1・公的病院にコロナ専用病床設置。1万5000床確保。
1・臨時医療施設(野戦病院)3400人分確保。
1・医療逼迫時・通常医療の制限。                   
1・医療人材確保。                        
1・入院調整の仕組みの構築・・・                 
1・宿泊療養施設約6万1千室確保。                 
ワクチン・治療薬
1・12月から3回目のワクチン接種。                  
1・経口薬160万回分確保                    
1・治療薬の開発支援。                     
行動制限・・・
1・ワクチン接種証明書のデジタル化
1・ウイルス検査の無料化
1・感染力が2倍となるなど感染拡大時の行動制限
(飲食店の休業・公共交通機関のダイヤ大幅見直し。
総合対策ですから・・・総花的です。これから確保するのもあります。
しかし、これだけの病床数を確保をするのは不可能です。
患者がいなくても、ずーっと確保しておくなど・・コストも莫大になります。
命の問題です。無駄でもコストが掛かっても・・この状態を維持することになるのでしょうが。
でも考えてみて下さい。
病床確保は法律をつくっていざという時に強制すれば済む話ではないでしょうか。
そうすることが、実は第5波の教訓ではないでしょうか。
それができないから・・無駄・過剰の準備をするってことになるのです。
法制化しないでどうするのか。
ワクチンや治療薬に大型の予算を組むべきですし、
感染力が2倍の新型ウイルスが現れてもこれまた法的に対応できるようにすれば解決します。
もしも、第6波が来るとしたら、総合対策のいの一番は「法整備」をすることが・・
最大の「備え」ではないでしょうか・・・新国会議員たちの出番ですが・・Goto

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