エール

法人税の引き下げ・・腹を括って取り組め。
政権交代の高揚など何処かにぶっ飛んだ感じがする民主党政権ですが、政治好きの田舎のおっさんとしては、もう少し、民主党政権・・・現政府にエールを送りたいと思います。
臨時国会が終了。一息付く間もなく、予算編成。政権交代後・・始めての本格予算です。税収が見込まれない時代です。どんなメリハリの付いた予算になるのか?期待しています。
識者は、マニフェストを持ちだし、批判していますが・・・。メディアも・・・失意に溢れた報道を繰り返していますが、よくよく考えてみますと、現政権の何が問題なのか?私にはさっぱり分かりません。
国会運営ですか?参院で与野党逆転のねじれが生じているのですから・・・混乱、混迷するのは当然です。・・国民がそれを望んだんですから。
外交ですか?中国と「事を構えて」この国が成り立つと思いますか?もう少し強かさが要求されると思いますが、60年ぶりの政権交代です。野党時代に外交ルートがあったとは思えません。未熟さが露呈するのも、国民が選んだんですから、大目に見るべきじゃないでしょうか。
政策ですか?菅さんはTPPでも、消費税率アップでも最初に、ぶちあげ・・・。形勢不利と見るや、引っ込めてしまう。そんな軟弱な姿勢では・・・と政策の実効性に批判がありますが、それは経験不足でしょう。政治主導の履き違い。官僚との緊張感を保つことに不慣れだったことに原因があると思います。
で、9日の朝刊各紙。全国紙は一面で取り上げませんでしたが、共同通信は一面トップ用原稿として配信。菅首相が「財務相に法人税5%引き下げのための財源確保を指示」と報じています。
菅さん、この問題に関する手順は、政府税制調査会の方針を受けての指示。(財務省の抵抗を織り込み済みでの決断だと思うのですが)。法人税の引き下げは、景気回復の特効薬、この法案を本気で、通常国会で通せば、景気は回復基調に転換、軟弱首相の汚名も挽回できるというものです。
法人税の引き下げはパーシャル連合が可能な政策です。堂々と主張して下さい。みんなの党はノーとは言えませんよ。腰砕けにならないよう・・・・腹を括って最後まで、押し通して下さい。それが、政権浮揚の道です。
最後に、もう一つ。小沢さんの国会招致、岡田幹事長が進めているようです。国会運営が「政治とカネ」の問題で、これ以上立ち往生させないとの配慮でしょうが、「何を考えているのか」私にはさっぱり分かりません。
小沢問題は強制起訴され、裁判になるのですから、国会で無駄な時間を取る必要はない。野党が何と言おうが・・・メディアが騒ごうが、突っぱねるべきです。そんなことより、政策で、堂々と勝負すればよい。輿論はメディアが騒ぐほど・・・政治とカネなんか問題にしてませんよ。
ここが民主党政権の正念場、頑張ってほしいと、エールを送ります。        Goto

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