弛緩

仁義なき戦い・・・・
これは風聞の類いですから・・・・まともに受け取っていいものかと悩むのですが・・・・。最近、数百倍の難関を突破して・・・折角・・・入社した放送局を・・・あっさりと見限る新入社員が増えたそうです。もったいないことです。
理由は・・・うつ病などの診断書が出るわけでもない。上司とのトラブルや同僚との人間関係でつまずくのでもない。勿論、押え気味ではあるが、給与などの条件面で不満があるわけでもない。なぜなのか?原因がさっぱりわからないと・・・人事担当者は嘆くそうです。
考えられるのは・・・・弛緩した職場環境に・・・やる気満々の若者が戦意を喪失してしまったのではないかと推察出来ます。だとすると、プライムタイムにバカ笑いバラエティー番組しか発想できない制作局。それに何の矛盾も感じずすんなり通る編成会議と、役員会では・・・・辞めたくなるのも分かる気が。
放送局ではないが・・・・天下の毎日新聞が「新聞業界で記者経験のある人を対象に、社員を募集します。応募の秘密は守ります」と記者募集しました。これって、記者の引き抜きですよね。こんなことって、許されるのでしょうか?驚きです。
多分ですが・・・巷間噂される・・・地方紙や業界紙の経営悪化を見込んで「記者」を引き抜こうっていう魂胆なんでしょう・・・随分・・・乱暴な公募です。
毎日新聞。自社で記者も育てられなくなったのか?と思うのと、引き抜きを公然と公募するとは、毎日も記者不足でいよいよ・・新聞作りに支障をきたすようになってきたのではと疑いたくなります。
いずれにせよ、応募方法に最近の記事コピー数点とその背景説明を添付せよっていうんですから・・・・・いくら秘密を守るからと言っても・・・すんなり通っても、落とされても・・・残酷なことになるのではないかと心配です。
締め切りは9月16日。如何ほどの応募者があるのか?知る由もありませんが、メディア界の端くれにいる田舎のおっさんとしては・・・。毎日新聞さんよ。引き抜く前に・・・ABC協会に加盟して、発行部数の公平さを担保すべきじゃないのか?と申し上げたい。
それと、職場の弛緩が・・・・仁義なき戦いを呼び込むのだと肝に銘じたい。    Goto

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