75歳まではギラギラと現役で・・・・
09年春・・・惜しまれつつ「広告批評」を廃刊したコラムニストの天野祐吉さんが、「隠居」と肩書の付いた名刺を持ち、「隠居大学」を開校・・・学長に就任していると、朝日(9月4日付)の記事で知った。
天野さんと言えば・・・朝日に「CM天気図」連載するコラムニスト。てっきり、現役で広告業界に君臨、御意見番として、活躍中だとばかり思ってましたので、意外な感じがしてます。
「今の社会は、死ぬまで働かなきゃという価値観でコチコチに硬直している」。経済成長ばかり追いかける「カネカネ社会の貧乏根性」。みんなで面白く遊ぶ知恵を持つべき・・と隠居をススメる。
天野さん。アドマンです。遊び心で、老年時代の「隠居的」生き方を提唱しているのでしょうが。老人がギラギラして、いつまでも、経済成長の片棒を担ぐのは悪だと決めつけるのも大人気ない。
なにせ、広告は経済成長の推進役。あなたが・・・歩んだ道は・・・片棒担ぎなんですから。その、罪滅ぼしっていうのなら、分かるのですが・・・でも、人口減少の日本。労働力の低下が心配される。
旧民法では満60歳が隠居年齢と規定されていましたが・・・・人生80年時代。
最低でも75歳まではギラギラと現役で働いてもらわねば、国が持たない。
そういえば、天野さんの年齢は78歳とか。広告批評を締めたのが、75歳。だとしますと、この天野流隠居のススメは75歳過ぎてからってことなんでしょうか?(でもコラムよ読むと・・まだ、まだ、ギラギラしてますが)
だとしますと、我社の年長組も、まだまだ・・・還暦を過ぎたばかり・・・・隠居なんてとんでもない。遊び心を楽しむなんて、とんでもない。積極的に、経済成長の片棒を・・・担いでもらわねばなるまい。
人・・それぞれですが、75歳までは、あえて、隠居をススメる必要もないのでは・・・天野さん。 Goto
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