万理一空

猛稽古とライバルですよ。
久々の日本人・・・大関の誕生。大相撲ファンとしては・・・琴将菊関の活躍を大いに期待します。私が観戦した名古屋場所・・・目の前で・・・横綱白鵬を破り・・・座布団が乱れ飛びました。
正面土俵下で審判長を務めた貴乃花親方が座布団の嵐に微動もせず・・・土俵を見上げていた姿に・・大相撲の将来を暗示させると・・・真後ろで眺めていましたが・・・ひょっとしたら、琴将菊関の大関昇進を読んでいたのかも・・・・・。
それにしても、佐渡ヶ嶽部屋・・・大したモノですね。琴光喜が相撲界を追われ・・失意の部屋だったんでしょうが。部屋の力士一丸となって逆境を跳ね返したんですから。猛稽古を積んだんでしょうね。
それにしても・・・・なんと難しい四字熟語で、口上を述べるのでしょうか?どなたが、振りつけたのかは分かりませんが・・・・。「万理一空」・・・・勝負師としては剣豪宮本武蔵の極意に学びたい・・のと、この季節ですから・・・一点の雲もない清々しい秋晴れのような心で・・相撲道に精進するってことなんでしょう。
口上は何でもよろしい。もう一回り・・・身体を大きくして、頭で当たって、素早く右差し、腰を落としての、がぶり寄りで、常に、10勝はできる大関になって欲しい。それには、更なる精進とライバルが必要です。
精進は猛稽古で定評のある佐渡ヶ嶽部屋。マスコミのちやほやに毒されなければ大丈夫。問題はライバルですが、相撲通の間では・・稀勢の里ですが・・・名古屋場所を観た限り・・・隠岐の海が、地力を付ければ有力なライバルになると思います。
来年の・・・名古屋場所では、琴将菊と稀勢の里と隠岐の海が、優勝決定戦で巴戦を・・・・闘ってくれればと願います。ただ、気掛かりなのは、まわしです、あの締め方はキツ過ぎます。気力はキツくまわしは緩くで・・・上をめざして欲しいモノです。
それにしても、部屋(会社)が一丸となって・・・精進するって大切なことですね。 
おでとう。琴将菊関・・・・。名古屋で・・待ってます。     Goto
追伸
そうそう・・・先週・・江戸出張の折・・・若の里関とホテルのエレベーターで一緒になりました。
愛嬌があって、なかなか・・・お相撲さんらしい、お相撲さんです。ガンバレ!大相撲と、握手しました。

コメント