ラドラー

女性の時代。大ヒット商品になるかも。
人間の貪欲な味覚に対する挑戦。左党の概念を変えねばなるまいて。
昨日まで、寒い寒い。早く暖かくならぬかと春の訪れを今か、今かと待っていたのに。
昨日は一転岐阜も夏日。今度は、汗ばみますねぇ。妙に暑いデスねぇ。喉が渇く季節になりましたねぇなどと。日本人がせせこましいのは、四季があるせいだとの説も、頷けない訳ではない。
取り分け、せせこましい、慌てのおっさんとしては。ひと汗掻いて、ひとっ風呂浴びた後は、誰が、何と言おうと。そりゃ。ぐっと冷えた麦酒ってことになります。
無類の麦酒党の先輩は、日本の麦酒は味噌味の麒麟ラガーだと。また、麦酒通のアル中気味の同僚は、スッキリした味のアサヒスーパードライと。はたまた。こだわりの酒好きは、深みのあるプレミアムサントリーと。私はって申しますと。男は黙ってなんですが。サッポロ生が良い。以外とこれが、甘口なんですね。
甘口麦酒なら。ジュースや果汁を混ぜた「ラドラー」。その発祥はドイツ。休日に訪れるサイクリング客に出す麦酒が不足。仕方なしにレモネードを入れて。だから呼び名が自伝車乗り「ラドラー」だそうな。
麦酒消費国世界第二位のオーストリアではスーパーの店頭にラドラーが40種類ほど並ぶと。昔は工場や建設工事の労働者が休憩時間に麦酒を飲むのが日常風景だった欧州。企業の自粛や飲酒運転の規制で麦酒離れが進むそうで。若い女性に人気急上昇の「ラドラー」が麦酒復活の救世主にと、期待が高まっているそうな(朝日・国際版から)
となると。めざとい日本の麦酒メーカー。「ラドラー」に目を付けぬわけがなかろう。
早晩、甘くて、アルコール分が低い、果汁ミックス麦酒「ラドラー」が第四の麦酒として、市場を席巻するかも。
私には、甘口の麦酒も悪くないと思うのだが。夏日です。筋金入りの左党達に、一汗掻いての甘口麦酒が受けるとは思えないが。世は女性の時代。以外に大ヒット商品になるのでは。Goto

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