諸行無常

生きるということは、考えること。
広告を生業としているモノが、こんなことをいうのも口はばったいのですが。あえて。大人が一日に4時間以上テレビを見ていると、脳味噌が膿んでくるそうです。取り分け、高齢者がひねもすテレビの前でボーッとしてると、脳細胞は急速に劣化するんですって。
4時間って。一日の「6分の一」。忙しくて、テレビを見る時間がない人には4時間なんてとても無理だと思うでしょうが。テレビって以外と日常生活に入り込んでいます。朝食中とか。夕食時とか。団欒でひと息いれてるとか。寝る前とか。何となく見てませんか。
殆どテレビを見ない私でも、日曜の報道番組とか。NHK大河ドラマ「平清盛」、それにスポーツ番組、大相撲・サッカー・ゴルフなどは、ビデオに収め(ブルーレイは便利です)時間がある時に見ます。合計すると結構な時間になります。
余談ですが。何でも、6/17放送予定の平清盛。私の好きな力士「豊真将」関が登場するそうで。平安相撲の模様(相撲節会・すまいせちえ)と力士(相撲人・すまいびと)を忠実に再現するそうです。そんなウキウキするような番組なら、脳味噌が膿むようなことはないと思うのですが。
生きるということは考えることです。考えもなく。ただいたずらに、時間つぶしで。ボーッとテレビを見てるのは良くないってことなんでしょうが。でも、脳細胞が劣化するとは、衝撃的な話です。
諸行無常。世の中の一切の作られたモノは猛烈な勢いで変化してゆく永久に変化しないモノはない。人間の場合は、朽ち果てるために変化しています。それを老化というのですが。
早く呆けて、老化の速度を促進するのは、ボーッとテレビの前で、4時間以上過ごすことであるとするならば。脳味噌を劣化させないために、テレビをOFFにする生活も必要ではないかと思うのですが。テレビを売ってるんですから。天に唾する話ですが、放送局の方から聞いたんです。お許しを。Goto

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