甲子園

プロ野球経験者が熱くなり過ぎねば良いが・・・
日本列島は長い・・・空梅雨かと心配された関西・中部地区が本格的な梅雨に・・あまりにも本格的で豪雨になれば困るのだが。関東北部・東北地方の梅雨入りがやっと発表、かと思えば・・・・沖縄地方では・・・梅雨明けの便りが。
目まぐるしく変化する季節に一喜一憂、振り回されるのも辟易するのですが。贅沢を言っては行けません。四季のない地域に比べれば、季節感を楽しむだけでも情緒、風情がある国なのですから。・・・梅雨が明ければ・・・そうです。そりゃなんといっても、高校野球、甲子園ですね。
夏の高校野球は、春の選抜とは違い・・県予選から白熱。日本の風物詩、盆休みに枝豆(岐阜産は美味しいですよ)(写真参照・GiFUTO・210,230部発行・全戸配布)をビール片手につまみながらのテレビ観戦、郷土の高校(今年は岐阜商業が強いと評判です)が頑張りますと、暑さも吹っ飛びます。
このほど、日本学生野球協会はプロ野球経験者が学生の指導をすることを認めました。
私にはなぜ、今まで認めてこなかったのかが、疑問でした。どんなスポーツでも同じですが、専門家の指導を受ければ、上達も早く、技術も正しく向上します。
協会のトップは「学生野球の理念をプロに理解いただき、教育効果の向上に役立つことを期待している」と見解を述べていますが。陳腐ですね。形式的ですね。学生野球は教育の一環であって、野球を職業とすることは汚らわしいと思っていたのでしょうか?茶番です。
プロ球団が社会人選手をシーズン中に引き抜き・・・アマの協会とプロ団体の交流が絶たれたのは1961年。プロ経験者が指導の現場に立つと情が移り、ドラフトなどで有利に働くのではとの危惧。あるいは部活動は教育の場との理解がプロ経験者にできるかとの不安が高野連にあるとのことだと。
高野連とやらの奢りに思えてならない・・・・・・
だって、現実の高校野球、中学校からの引き抜き。紐付きのリトルリーグなどザラなんですから。時代は変わったのです。下手な心配休むに似たり。懸念は、プロ経験者が育ててもらった母校や学生球界へ恩返しの積りが「贔屓の引き倒し」を起こし熱くなり過ぎることではないでしょうか。
私は素晴らしい指導者(教員です)に恵まれている岐阜商業が決勝まで行ってくれるのを楽しみに・・夏の甲子園に思いを馳せ・・雨空を見上げながら・・・勝手にビールを冷やし・・枝豆(勿論・岐阜産の)を茹でて熱くなっていますが。Goto
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当社発行 地域みっちゃく生活情報誌®「GiFUTO」7月号

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