2020・魔の4月

政治不信を払拭できる最後のチャンスかも。
「2020・魔の4月」今日で終わります。
何十年後かに「コロナ禍」を振り返ったとき、緊急事態宣言を発令した、
令和2年・卯月・四月は「悪魔が宿った月」だと称されるでしょう。
人生の大きな節目である「入学式」や「入社式」がありませんでした。
若い人たちにとっては、生涯「悲しい思い出」として心に残るのではないでしょうか。
「ソーシャルディスタンス」などと人と人の距離が問われるようになりました。
ただでなくても人間関係が希薄になってきた時代です。
人間社会の歪みがあの「魔の4月」から始まったのではと後世から言われるのでは。
この国が壊れたのはあの「魔の4月」に閣議決定を覆し全国民に10万円を
ばら撒くことを政府が決めたのが分岐点だったと検証されるのではないでしょうか。
冷めているのではありません。私たちは歴史の証人者だと申し上げたいのです。
今日の時点で「緊急事態宣言」が延長されるかどうか、判断されていません。
政府は「専門家」の意見を聞いてと冷静さを装っていますが。
ベースはコロナの潜伏期間の目安が2週間だから、7日に7都府県に宣言発令、
効果が出始めるのが21日以降。でもその前に感染が拡大していると16日に
全国に「緊急事態」を5月6日までと期限を切って発令。それから2週間が今日です。
専門家委員会は収束の検証は宣言の期限である5月6日になるとの認識を示しています。
私に能力がないからわからないのですが、単純に考えれば、6日までの「自粛規制」の効果は
2週間後にわかることになります。それと、10万円の支給が終了できるのは
5月末から6月中旬迄にはと総務相は言っているのです。
だったら、「命」の問題です。選択肢としては人の移動が少なくなるので、
6日以降の継続の意味合いはなくなるとか、特定警戒地域に限定して延長し、
他の地域は外せばなどと様々な議論が交わされていますが、
どう考えても、5月下旬までは「緊急事態宣言」が継続されるのが、
政治の「決断」ではないでしょうか。同時に経済補償対策を発表すれば、
政府への信頼が少しは解消され「悪魔が宿った4月」から
脱却の糸口になるのではと思うのですが。Goto

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