どんな境遇でも「諦めずやるべきことはやる」天は自ら助くる者を助く。
大相撲・7月場所が終わりました。
今場所は本来ならば名古屋場所・扇子を片手に観戦・・・
そんなつもりでいましたが、5月場所が中止。名古屋場所がなくなり東京国技館での開催に。
コロナ禍は、何でもかんでも潰してしまう。
許し難き奴ですが。怒っても仕方がありません。
テレビ桟敷とスポーツニュースで観戦しました。
2500名限定ですが、無観客相撲とは違い、やはり拍手だけの声援ではありましたが
好角家たちが観戦しているだけで力士たちを振るい立たせるものですね。
見応えのある一番が多かった気がします。いつもなら優勝力士を占うのですが、
今場所も「どうせ外れ」お叱りを受けるだけ、やめました。
照ノ富士関、幕じりの十九枚目からの「奇跡の復活優勝」おめでとうございます。
あの、私が贔屓にしていた大相撲のヒールが帰ってきた。それも悲劇の主人公で。
弁解がましいのですが。7月5日付のこのブログで・・・
大関から序二段に陥落した照ノ富士関が再入幕、
両膝の手術、糖尿病、肝炎などを乗り越えての復活を
新聞のスポーツ欄が丁寧に解説記事にしていたことに感動し、
「照ノ富士関」頑張れとエールを贈っていることを、付け加えさせて頂きます。
で、7月場所の私なりの総評です。(偉そうですね・お許しを)
まずは大相撲の絵図が変わりました。
5月場所が中止となりこの4ヶ月間、コロナ禍で出稽古もぶつかり稽古も中止。
どんな力士生活を営んでいたのか。その結果が見えた場所でした。
正代関・御嶽海関の両関脇が11番勝ち、来場所からの数場所を10番以上勝てば、
待望の大関昇進です。熊本・長野のファンはワクワクです。
新大関の朝乃山関が12番で準優勝。見事な成績です。来場所優勝すれば、横綱の可能性も。
明らかに、大横綱白鵬関に衰えが目立ち。鶴竜関は最早横綱でいることが、
不思議です。私は引退を勧告します。何場所休場しても許されるのはおかしい。
白鵬関ももう辞めてはどうですか。10番勝ちましたが、相撲内容が汚い。
横綱相撲とはとてもいえません。晩節を汚すと申しますが・・・前人未到の42回の
優勝。その他数々の記録を塗り替えた大横綱です。五輪までの思いは・・頓挫して良いです。
来場所出場するなら、朝乃山関と対戦、敗れて引退が、花道でしょうか。
両横綱が引退して、次の世代が大相撲を牽引する。絵図が変わりました。
それと、照ノ富士関です。来場所は前頭上位に躍進、役力士と対戦することに、
正代・御嶽海とは同い年です。学生横綱出身と地獄を見てきた叩き上げのヒール照ノ富士。
それに足の怪我を隠し、必死の土俵で8番勝って大関カド番を脱出した貴景勝関。
役者が揃ってきました。益々大相撲は面白くなりそうです。
総評にはなりませんが、大相撲の力士もコロナ禍で辛い思いをしています。
しかし、「コツコツと真面目に取り組んできたことで笑える日がきた」と
率直に優勝の喜びを言葉したのは重い。
どんな境遇でも「諦めずやるべきことをちゃんとやる」
「コロナなんかに負けてたまるか」
照ノ富士関は教えてくれたのではないか。Goto
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