ジェネリック薬

厚労省・国難にあたっての構えがズレているように思うのですが。
ワクチン接種が始まりますが、見えないところが多いようです・・・
ひと足先んじた海外から・・・接種に関して不安視する声は聞こえてきませんので、
副反応(副作用)の問題はなさそうですが、見えないのは、果たして報道されて
いるような数量のワクチンが輸入されるのか・・・
製薬会社との契約関係はどうなっているのでしょうか。
米国・カルフォルニアの友人の話では、ワクチン不足で、州知事のリコール運動が
始まっているとか。ファイザーもモデルナも米国の企業であり、生産拠点の中核は
米国内にあるのです。それが、リコールにまで発展しているとは?
先進国で未だにワクチンを接種していない国は日本だけです。
厚労省の承認が降りていないとか、安全性がとか、それらしいことが聞こえてきますが、
米国やEUで接種が始まっているのです。そんなのはすべて言い訳に過ぎません。
ワクチン担当相に豪腕の河野太郎行革大臣を据えた本質は、如何にして全国民が
ワクチンを接種できる体制をつくるかではなく、何としても早期に確保できるか
どうかにあるのでは。万が一、入荷が大幅に遅れるようですと、厚労省のトップの
首が飛ぶどころか菅政権が吹っ飛ぶことにもなりかねません。
厚労省といえば後発薬(ジェネリック薬)の経口抗真菌剤に睡眠導入剤が混入した事件は、
コロナ禍の影に隠れていますが、服用者に死者が出ました。交通事故が起こりました。
入院緊急搬送が頻発しました。健康被害が続発しています。大問題です。
責任は116日間という過去最長の業務停止命令を受けた
当該製薬会社にあることは間違いないのですが。
後発薬市場は1兆274億円(19年)数年後には1兆3千億円を超える見込みです。
製造を手掛ける企業は194社に上ります。
市場の拡大を推進するのは厚労省です。医療費削減のため、処方した医療機関には
診療報酬を加算するなどして、13年にはロードマップを作り、20年には使用割合を
80%とする目標を掲げています。昨年の9月・速報値で78.3%に達しています。
厚労省がこんなに予定通り目標を達成するなんて、かつてないことです。
その結果が、194社に上る製造認可の乱発です。
製薬は「命に直結する」事業です。如何に後発薬だといえども、
粗製乱造させれば、粗悪品や不良品、今回のようにデタラメな製造が起こることは
容易に考えられます。
経口抗真菌剤の原料に睡眠導入剤をいれるなんて、
考えられないことです。ミスというより犯罪行為です。
私は思うのです。
ワクチンの輸入が予定通りに入荷するかどうかも、
根本は国産のワクチンが製造されないからです。
原因の一つに厚労省が異常なまでの厳格さで研究・開発の
スピードを遅らせているからではと言われています。
後発薬事件といい、ワクチン問題といい、
厚労省、どこかピントがズレているのではと思うのですが。Goto

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