コロナが収束しますよう・・・八百万の神様・・お願いします。
今週は、大型の台風が関東をかすめました。大きな被害もなく安堵しました。
台風一過とは良く言ったもので、通過後は見事な秋晴れが続きます。
先人が57年前、10月10日に東京五輪を開催した意味がよく分かります。
それを、2020東京五輪は日本列島が最も暑い7月の末から8月にかけてやりました。
済んだこととは申せ・・・それ一つを取っても、アスリートたちの為にも
IOCの傲慢さには腹が立ちます。
「蟄虫戸を閉ざす」(すごもりのむしとをとざす)二十四節気・秋分の次候・七十二侯です。
「蟄虫」とは冬の間地中に籠って春を待つ虫のことです。蟄虫たちが巣穴の戸を閉めて
冬に備える頃といった意味合いです。10月初旬はそういう季節ですね。
緊急事態宣言が明け、移動の制限が緩和されました。やっと人々が動き出せます。
本当は、人間も外に出てワイワイやらない方が良い季節に入ったのかも知れませんが・・
虫たちとは違って、春から夏の活動期に2年にまたがって巣篭もりしていたのです。
神さまは許してくれるのではと思います・・・
10月・旧暦の異称は「神無月」です。
神さまが無くなる月と書きますね。10月は、日本中の神さまが、普段の住居を留守にして、
出雲に集まります。そうです。八百万の神さまが出雲に集合するのです。だから「神無月」。
800万もの神が集うのです。それはそれは盛大で賑やかなのでしょう。
ですから、神さまをお迎えする出雲地方では、毎年、街を挙げて歓迎することになります。
慣れっこでしょうが、準備万端相整えてお迎えします。
出雲地方では10月は他の地区とは真反対、神無月ではなく、
神在月(かみありづき)と呼んでいます。
神さまたちの議題は・・・実に様々らしいです。会場は出雲大社です。
まずはご縁の話で恋愛にまつわるもの。他には人間関係が上手く行くようにとか
受験祈願についてだとか、高齢社会です。健康問題などもしっかり話し合われるのでしょう。
もちろん、政治・経済の話は当然として、コロナ禍についても議論されるそうです。
そうそう、昨年はコロナ禍の影響で、欠席する神さまもおられたとか。
台風16号が去って、西風が吹いています。
神さまたちは風に乗って出雲に向かうそうです。
今月に吹く西風を「神渡し」「神立つ風」「神送り」「神の旅」など
地方によっては違いますが、情感豊かな名前がついています。
この地方も今日の西風で神さまをお送りするのですが・・・
どうぞ、コロナの第6波が来ないよう・・・コロナ騒動はこれくらにしていただくよう、
八百万の神さまで議論し合意していただくようにと、お願してお見送りしたいと思います。
それにしても・・・素晴らしい秋空が続きます。
蟄虫は虫として・・・人間たちには、どうぞ行動の自由をお与え下さい。Goto
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