ブラックフライデー・セール

大学生の就職内定率、2年ぶりに7割台回復・・・・
我が社の玄関ロビーに・・・「南天玉」が吊るしてあります。
毎年、新年に飾り、御用納めに取り替えます。
空中に浮いています。気づく方と気づかないお客様がお見えです。
これは何ですかと尋ねる方も・・・・
南天は、のど飴の原料で有名です。岐阜県の郡上地方が産地、
毎年郡上支局の仲間が年末に取り寄せてくれます。
飾るのには二つの意味があります。一つは語呂合わせで「南天・・・難が転じる」で厄除け。
もう一つは「真っ赤な実が時を経て徐々に黒くなります」赤字から黒字へとの縁起担ぎです。
今年はなかなか思うようには行かない年でしたが・・・
全社員、恙無く頑張ってくれています。南天の真っ赤な実が徐々に黒くなり始めるのと同時に
業績も上向いてきました。ご利益があるのではと、眺めています。
5年ほど前から・・・11月の最終金曜日を中心に大型のセール「ブラックフライデー」が
日本でも始まりました。発祥は米国でクリスマス商戦の前哨戦で人気を博し、日本でも・・・
言葉の意味は、ちなんだ商戦でお店が「ブラック」黒字になるようにと・・・
南天玉の発想と同じですね。
米国は「感謝祭」の翌日にあたる金曜からだそうですが・・・
日本では、スーパーが「自粛疲れで外出したい気分が高まっている」と力を入れています。
もう一方では、コロナ禍の後遺症で常態が変化、ネット通販に力が入り、前年の
2.5倍の品目を用意。期間を延長して実施されています。
スーパーだけでなく、百貨店もネット通販に絞り込んで・・・売上増を。
楽天市場はポイントの付与率が最大43倍になるイベントを実施中です。
ブラックフライデー、昨年の商品流通額は、17年度の約5倍、認知度も高まっています。
このまま、年末商戦まで一気に駆け抜け・・個人消費が喚起されればと願っています。
話は変わりますが・・・
来春卒業の大学生の就職内定率(10月1日現在)は71.2%で、前年同期比1.4ポイント増だと
文科・厚労両省の調査で分かりました。前年はコロナ禍で採用が悪化、内定率も
大きく落ち込みましたが、2年ぶりに70%台を回復・・・
企業がポストコロナを見越して採用数を増やしたようです。
まだまだ業界によって違うまだら模様ですが・・・学生優位の「売り手市場」だった
コロナ禍以前に戻りつつあります。
ブラックフライデーがコロナ禍の難を転じる契機になって欲しいと願います。Goto

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