WE THINK

超大型の補正予算、中身を未来への投資にしたいものです。
コロナウイルス・感染者が激減しました。
日本人が慎重なのか、感染拡大したことでコロナ恐怖が残っているのか、
それとも日本人そのものが臆病だったのか・・・自粛の後遺症が残ります。
政府が超大型の経済対策・補正予算を組みましたが・・・
その額にも、中身にも意外と無頓着と申しますか、関心が薄いようです。
でもです。55.7兆円、国家予算の約半額を補正で組むことは異常なことです。
そして、その内の22兆円を・・来ない確率の高い新型コロナウイルス感染症の
拡大防止、病床確保などの緊急包括支援の交付金に使うっていうのです。
「備えあれば憂いなし」ではありますが、もっと良く考えた方がいいのではないでしょうか。
第41回「新聞広告大賞」(日本新聞協会主催)が発表されました。
受賞は全国22紙に掲載された第一生命の「42.195kmの自粛の先へ」と題した作品です。
中止・延期が相次ぐ市民マラソンの関係、ランナーに新聞広告でエールを送りました。
(写真参照)
「ちばアクアラインマラソン」編のコピーです。
「自粛」・・・たった二文字だけど、今日ここには何万もの人がいるはずだった。
何年もかけ最高のコースを作り、支えるプロたち。
地域の魅力でもてなす準備をしていたエイドステーションの方々。
何日も前からランナーを待つボランティアスタッフ。
声援に支えられて、走る姿で勇気をくれるランナーたち。計25322人。
「ちばアクアラインマラソン」を応援してきた私たち第一生命は
一人一人の声を、くやしさを、覚悟を忘れない。
そして、今。
ランナーたちが、大会を支えるスタッフたちが、
未来に向けて走りだしている。
だからこそ第一生命も、一人一人の目線で彼らを支えたいと思いました。
私たちは長い人生を走り続けるランナーだ。
一歩ずつ共に一歩ずつ。42.195kmの自粛の先へ。
(他の21紙に掲載された内容は・・それぞれの新聞社の発行地で変わっています)
コピー最後のフレーズは広告、広告していて・・若干くどいですが・・
コロナ自粛でマラソン大会が中止になった無念さが滲みます。
願わくば第一生命には、今後も継続してスポンサーをお願いしたい。
今回の大型補正予算には全国各地で開催されるマラソン大会に関する予算などは
含まれていません。当然といえば当然ですが・・・
予算の大半が如何にも場当たり的で後ろ向きなのが気になります・・・
日経新聞は・・・「グリーンについて正解はまだない。考えるNIKKEI」との広告を
打ちましたが(写真参照)・・・補正予算は如何にも総花的です。
新政権です。予算を確保するのは致し方ないでしょう・・・中身はスカスカです。
じっくり考え、未来に向けての最良の補正予算であって欲しい。Goto
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