リボーンベジタブル

日々の手入れや・管理が大変そうだと思います。

私にはどうも納得がいかないのですが、どうして、曲がった人参や大根、
少々傷ついた葉物野菜がスーパーの店頭にならばないのでしょうか。
栄養素や味に変わりがなければ、商品価値は落ちないのに。

具体的な数字は把握していませんが。野菜農家、その収穫の3割程度が、
見た目が悪い・・だから消費者が購入しない。そんな馬鹿げた理由で、
廃棄されているそうです。表に出てこないのでわからないのですが、
これこそが究極の食品ロスではないかと思うのですが・・

私は卸業者やスーパーにも責任があると思うのですが、消費者にも責任があるとするならば、我々が考え方を改めるべきであります。捨てられる野菜がかわいそうではありませんか。自然に申しわけないじゃありませんか。農家の人たちの労働が無駄になるなんて残念です。そう思いませんか・・

コロナ禍の影響もあったのでしょう。それと物価の高騰への自衛策かもしれません。いや趣味の域かも。最近家庭で「野菜の再生栽培」がブームです。

こんな話がブームの火付け役です。
生ごみを2・3日放置して袋を見たら、ジャガイモからくり抜いた5ミリ角の
芽の部分、そこから1.5センチほどの緑色の芽が伸びていた・・・そうなのです。不要な部分を捨てたのですが・・・なんと生命力が強いのでしょうか。

芽が出た部分をプランターに植えて見たら・・順調に育ったものの、
2ヶ月ほどで急に枯れ始めた。あかんか・・片付けようと、プランターを
土ごとひっくり返したところ、ピンポン玉サイズの小さなジャガイモが一個、
実っているのを見つけ・・・感動。

それが原因で・・・山芋の皮を。キャベツの芯を。他の野菜やハーブも、
冷蔵庫で乾燥してしまったショウガも、玉ねぎ、白菜、ニンニク、唐辛子などなど50種類以上の再生栽培がプランターの土に入れたら育ったそうです。
(YouTubeの再生野菜栽培で検索)

大手種苗メーカーの調べでは・・自宅で野菜を作っている人は22%
未経験者で3人に1人は家庭菜園で野菜を作ってみたいと答えたそうです。
関心があるが実施できないと答えた人の理由は「始めるまでの準備が大変」
62%「日々の手入れ・管理が面倒」59%などでした。

リボーンベジタブルとも呼ばれる再生野菜、手軽に栽培でき、エコやSDGsの
観点からも注目されていますが・・・私的には、やって見たいと思うのですが、
やはり、曲がったり色落ちしたりしていても、農家で捨てられる野菜が、
流通の店頭に安価で並んでくれた方が、嬉しいですね。Goto

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