明日はきっといい日になる

児童相談所の活動に理解を。189の周知徹底を。

フジテレビの月9ドラマ「明日はきっといい日になる」が放送されています。
児童相談所(児相)を舞台に、子供たちと向き合う相談員たちの温かさと葛藤を描くヒューマンドラマです。柳葉敏郎がいい味を出してくれています。

複雑な家庭事情に苦しむ子どもと、必死に寄り添う大人。涙なくしてみられない回も多く、視聴者に「虐待とは何か」を深く問いかけています。

中広グループは、日本全国で1272万8000部、34都道府県・174誌の「Happy Media地域みっちゃく生活情報誌(以下、情報誌)を発行しています。
一軒一軒、家庭に直接手配りで届けるため、読者は約3500万人。日本最大級のフリーメディアとして大きな影響力を持っています。

情報誌の使命は、地域の人々の暮らしに必要な情報を丁寧に編み込み、家庭に届けることです。行政からの生活情報、衣食住遊や仕事、地域の文化や催し。新聞購読率が下がるなかでも、月刊(週2回発行もあります)の生活情報誌は「ニュース性」よりも「実用性」と「信頼性」で読者に支えられ、地域経済の活性化に貢献しています。

しかし、今、日本は少子高齢化と人口減少という大きな社会課題に直面しています。なかでも児童虐待は、情報誌を家庭に届ける我々にとって避けて通れない問題です。なぜなら、虐待は家庭という閉ざされた場所で起こるからです。

ドラマが示すように、虐待のケースは一様ではありません。
経済的困窮、親の孤立、価値観の違い、複雑な背景が絡み合う。解決は容易ではなく、相談員たちは文字通り命を削る思いで葛藤しながら「解決の糸口」を探しています。

では、情報誌にできることは何か。
私は二つあると考えています。

一つは、児相の活動を丁寧に取材し、誌面に取り上げること。
相談員や地域の取り組みを広く知らしめることで、読者の理解を深めることができます。

もう一つは「虐待かもしれない」と感じたら通報する勇気を呼びかけることです。虐待防止ダイヤル「189」は、児相につながり、行政、警察が連携して動く窓口ですが、その存在を知らなければ、機能しません。

だからこそ、1272万部の情報誌に「虐待だと思ったら189番」というメッセージを刷り込み、読者に繰り返し繰り返し伝えるのです。毎年、11月は厚労省とこども家庭庁が主管する児童虐待防止月間。オレンジ色はシンボルカラーです。

私たちは情報誌を発行する責務として、日本中をオレンジに染め、189番の周知を広げる運動をグループを挙げて取り組んでいます。

1272万部の発行力は単なる数字ではありません。
日本最大のフリーメディアとして、家庭に直接届く情報誌だからこそ果たせる役割があります。命を守るために、グループを挙げて「にっぽんオレンジシンボル運動」に挑んでいます。

どうかあなたも、この輪に加わって下さい。
子どもの命を守るために。明日はきっといい日になると信じて・・
(下記は活動案内です。参照願います)Goto

CHUCO GROUP児童虐待防止運動 | 株式会社 中広

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