このブログも6600回を超えました。毎日続けさせて頂けることに感謝です。
今朝は、「なんのため」にブログを綴っているのか?ふとそう思ったので、根源的な問題として「ためになる」とはどういうことかを考えてみた。
なぜ今、この言葉を考えたいのか。その理由は二つあります。
一つは、政治です。
高市首相が、朝の三時に官邸入りし、初の予算委員会に備えたという報道を見ました。私は、その姿に政治の頂点に立つ者の覚悟を感じました。
何のために首相になったのか。それは「天下国家のため」です。
たまたま政治の話ですが、私たちも同じです。
経営の責任者、地域のリーダーとして、なんのために働くのか——。
その原点を問われているように思いました。
二つ目は、アマゾンの大量解雇です。
AIの進化で、多くの業務が機械に代替され、不要になった人を解雇する。
経営的には合理的でしょう。
しかし私は、この考え方には組しません。
経営とは、利益を上げることではなく、人を活かすことであり、
事業とは、究極的には「雇用を生み出すこと」であると思うからです。
人を雇うとは、人を育て、社会に貢献すること。
そこに企業の存在意義がある。
必要なくなったから切るのではなく、新しい役割を見つけ、再び“ためになる人材”として活かす。それが日本の企業文化の美徳であり、私たちが大切にしてきた道です。アマゾンの大量解雇・不愉快極まりない。
中広グループの理念は「広告業を通して地域社会に貢献する」
社是は「人が命、人が宝、人が財産」
共に働く仲間を同志と呼び、互いに磨き合うことを尊しとします。
広告を扱うとは、企業の声を届け、地域の人々の暮らしに光を当てること。
その働きの根には、誰かのためになる心が流れています。
「ためになる」とは、単に“役に立つ”という意味ではありません。
“為(なす)”という字の通り、何かを成し遂げるために、自らを鍛えること。
他人のために、自分を生かしきる姿勢です。
人は誰かのために働くときに、最も強く、最も美しくなる。
政治も経営も、突き詰めれば「誰のために為すか」に尽きます。
我々は、地域のため、人のために働く集団でありたい。
この混沌の時代だからこそ、「ためになる」という言葉を胸に刻み、
共に磨き合い、成長し続ける組織でありたいと思います。
それと、このブログ・いつまで拙文を綴るのか・・
もういい加減にやめたらどうか。そんな声も聞こえますが、
取り敢えず、もう少し頑張ってみる。
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コメント
恐縮です。
感謝。
がんばります。
後藤拝
いつまで拙文を綴じるのか・・・
とんでもない話で、会長程の博識を持ち合わせて、実行力もある人は滅多にお目に掛かれませんでした。朝の始まりは、お気に入りに入っているブログ中広を開く事からは始まります。
コメントは偶にしかできませんが、毎日拝読しております。頑張ってくださいませ。
私が勤めていた会社の社長も社員教育を熱心にされました。自分みずから盛和塾に身を置き熱心に活動されてました。盛和塾は稲盛和夫氏が逝去され消滅してしまいましたが、教えの基本は利他の心です。正に今回のブログを読むにつれ現役時代の勉強会を思い出してました。
今後の中広様の発展と大きなテーマの児童虐待の問題が良い方向に進むことを祈念しております。
いつまでも続けてくださいよ。毎朝の楽しみにしていますから。
このブログを毎日読むのは何のためか。
いつの日か、己が「世のため人のため」に資する生き方ができるよう、心を磨いて精進するためです。