怒罵十駕

午年に寄せる、私の座右の銘

新年二日目です。
初夢はどんなでしたか。
午年だからだろうか?

私は 昨年放送されたTBSの日曜ドラマ「the ROYAL family」が頭に残っていたみたいだ。逃げる駿馬にどうしても勝てない駑馬の私が必死にもがく姿です。

正月の静けさの中で、私は今年の歩み方をあらためて心に刻む。

馬は古来より、人の営みと最も深く関わってきた存在だ。戦に、運搬に、旅に、そして農に。人は常に馬と共に汗をかき、道を切り拓いてきた。だからこそ馬は、「力」「持続」「忠実」の象徴でもある。

この午年にあたり、私の座右の銘として改めて掲げたい言葉がある。

「駑馬十駕(どばじゅうが)」――
才能に恵まれぬ駄馬でも、十日間ひたすら走り続ければ、名馬に並ぶ距離を進むことができる。勝敗を分けるのは才能ではない、やめないこと、積み重ねることである、という荀子の教えだ。

人はとかく、速さを競い、結果を急ぎ、華やかな成功に心を奪われがちだ。だが、人生も経営も、真の価値は「一気呵成」ではなく「積土成山」に宿る。目立たぬ一歩が、やがて大きな山を成す。栄誉は後から静かについてくるものであって、追いかけるものではない。

私は決して名馬ではない。当然だ。むしろ、貪馬の一頭に過ぎないと自覚している。だからこそ、焦らず、驕らず、足元を確かめながら、今日の一歩を踏み出すしかない。

昨日よりほんの半歩でも前へ。倒れそうになれば、立ち止まり、呼吸を整え、また歩き出す。それでいい。それこそが人間の歩みであり、人間学の真骨頂だと思う。

驕りは足をすくい、短気は道を誤らせる。
謙虚さは視野を広げ、継続は未来を拓く。
この当たり前の真理を、年頭にしてもう一度、胸の奥深くに刻みたい。

午年は「進む年」である。しかしそれは、闇雲に駆ける年ではない。大地を踏みしめ、蹄の音を絶やさず、黙々と前へ進む年でありたい。目立たぬ努力を尊び、静かな成長を喜び、小さな積み重ねにこそ価値を見出す一年に。

2026年
私は今年もまた、駑馬として、十駕の道を行く。コツコツと、焦らず、驕らず、謙虚に。それが、年齢を重ねた今の私に許された、
唯一にして最も確かな生き方なのだと、初夢は教えてくれる。

今年も怒罵の戯言にお付き合い頂けますこと
心より感謝致します。ありがとうございます。
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コメント

  1.  ICHI より:

    今年もよろしくお願いします。
    私はまだ初夢を見てませんが、午年で馬に例えて考えると『万事塞翁が馬』で行きたいと思ってます。OB打っても、3パットしても次はナイスショット布石、3パットしてもエージシュウトを達成した時の様に最終18番で外からのパーを拾った様な事が起きる布石と思ってポジティブシッキングで行きたいと思ってます。その為の練習は欠かしません。

    • goto より:

      ありがとうございます。
      穏やかな新年です。ゆっくりされていますか?
      駑馬が駿馬にはなれませんが、駑馬ができることは「諦めない」こと。
      コツコツと駿馬の十倍は努力するねちこさだと思っています。
      後藤拝