内外10大ニュース上半期編

もうこんな季節ですねぇ。

気が付けば師走も半ば。

慌ただしい日々の中で、「あれは今年の出来事だったか?」と、記憶が混線する。だからこそ、一度立ち止まり、2025年を振り返ってみたい。私の偏見、私の尺度で選んだ国内外10大ニュース。まずは上半期、6月までだ。下半期は明日に回す。

1月。

イチロー氏が日本人初の米国野球殿堂入り。派手さはないが、誰よりもコツコツ積み上げた男が、最後は歴史に名を刻んだ。努力は裏切らない、という使い古された言葉が、久しぶりに本物に見えた。おめでとうございます。
一方でトランプ大統領が就任。パリ協定離脱、WHO脱退。米国ファーストがここまで露骨だと、もはや笑ってしまう。世界は彼に振り回され続けている。米国民よ大丈夫かい。

2月。

ロシアのウクライナ侵略、3年目に突入。終戦の糸口は見えず、人命だけが消耗品のように失われていく。文明国を名乗る資格があるのか。プーチンよ。
国内ではホンダと日産の経営統合が破談。かつて世界を席巻した日産に漂う暗雲。技術より政治が勝る組織は必ず弱る。日産が中国資本にならねば良いが。

3月。

旧統一協会に東京地裁が解散命令。ところが、その後が遅い。腰が引けている。何をやっているのかねぇ。韓国では教祖夫人が逮捕されているのに・・・
海外ではミャンマーで大地震。3700人超が死亡。日本の支援は遅く、歯痒さだけが残った。スピードは、思いやりの最低条件だ。それにしても地球って奴は厄介だ。

4月。

トランプが「相互関税」を世界に突き付け、経済は大混乱。
力こそ正義、という論理が再び幅を利かせる。嫌だねぇ。

そんな中、大阪・関西万博が開催。散々叩かれたが、私は言いたい。やらずに批判するのが一番楽だ。やった者にしか、次はない。
同月、西郷真央プロがシェブロン選手権制覇。女子ゴルフ界に、久々に明るい火が灯った。

5月。

大河原化工機事件。不当逮捕を東京高裁が違法と認定し、国と都に賠償命令。
国家権力の暴走は、いつの時代も最も恐ろしい。メディアよ、権力の尻馬に乗るな。本当の悪を暴け。司法は生きていると思いたい。

新ローマ法王に米国出身のプレボスト枢機卿が選ばれた。戦争を止められるか。正直、期待と諦めが半々だ。止めてくれ。宗教の力で。殺し合いを容認した十字軍の虐殺、ホロコーストに沈黙を続けた歴史・・同じか?残念。

6月。

長嶋茂雄さん逝去。巨人、大鵬、卵焼き世代として、寂しさは倍増だ。若い人が長嶋って何だっけだと。昭和の大谷翔平だよって言っても、ピンと来なかった。やれやれだ。

日本製鉄がUSスチールを買収。米国資本主義の欺瞞に翻弄されながらも、よくぞやり切った。少し溜飲が下がった。韓国大統領に李在明氏当選。対日友好姿勢に、まずは安堵。

25年・上半期、まぁ、こんな具合だ。
偏っている? 結構。ブログとは、偏見の表明でいい。さて、明日は下半期。
まだまだ、言いたいことは山ほどある。Goto

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