飲み薬実用化へ・・・

頑張れ、シオノギ、政府もバックアップを・・・
世の中・明るくなり始めますと、明るいニュースが続くものです。
もちろん、コロナウイルスに対する治療薬の話です。
それにしても、日本の医薬品を承認する「医薬品医療器機総合機構」(PMDA)・・・
つまり管轄する厚労省は主体性がなさすぎますね・・・イライラします。
米国・製薬大手・メルク社は軽症者向け治療薬として開発した・・
経口薬「飲み薬」抗ウイルス薬「モルヌピラビル」を・・・
米国内外の約1500人を対象に最終段階の国際共同治験を今春から始め、
今月中に終える計画、11月にも米食品医薬品局に緊急使用許可を申請すると発表。
認められれば、世界初の飲み薬となります。
米国政府は6月に170万人分を12億ドルで購入する契約を結びました。
早いですねぇ。最終治験が始まったと同時に、購入するのですから・・・
日本ではPMDAが、これからメルク社側と臨床データのやりとりを開始するんですって・・
ピントがあっていませんね。
でです。日本政府関係者は「米国で緊急使用許可が出れば、日本国内での申請を経て、
年末には特例承認すべきだ」との見通しを示しています。PMDAってなんなんでしょうか。
海外の承認には責任がなく、自分たちが承認すると責任が問われる・・・だから、
内に厳しく、外には優しいって・・・これが役人の本質ですかねぇ。
経口薬・日本の製薬メーカーも先行する海外製薬大手に追いつくべく頑張っています。
中間規模の企業ですが、シオノギです。元々インフルエンザの治療薬や HIV治療薬に実績を持ち
感染症領域に強い・・・トップは「経営資源の8割を新型コロナ関係に充てている」と。
素人考えですが。ここは国難です。日本政府が強力にバックアップしても良いのでは・・
米ファイザーやスイスのロシュもそれぞれの政府の肝入りで最終段階に入っているそうです。
トップは「海外勢は2〜3か月先を行っているが射程圏内」だと。
シオノギは最短では5年掛かるとされる飲み薬の化合物特定を、創薬開始から
9か月で果たしたそうです。コロナ関連の治療薬はワクチンも含め海外にやられっぱなしです。
ここはいちばん、国産の軽症者用・治療薬が早期に誕生すること、願います。
そうそう、国産ワクチンも最終段階の治験を開始しています。
PMDAも逃げ腰の役所仕事から前向きな審査をして欲しいと思うのは
私だけではないのでは・・・・承認されれば、この国は一層の明るさを取り戻します。Goto

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