大政翼賛会

社民党の消滅は寂しいですが・・・政治は生き物です。
国会が閉会しました。参院選前です。野党がもう少し頑張るかと思いましたが・・
岸田首相の人柄でしょうか、争点になるテーマを避けたのか・・
最後に立憲民主党が内閣と衆院議長の不信任案を提出、否決され幕でした。
政局は一気に7月の参院選に入ります。6月に入って実施した比例投票先世論調査・・・
電話とネットの両方の結果が報じられました。電話・・自民36.1%、立憲16.0%
維新12.6%、共産7.9%、公明6.3%、国民2.8%・・・
ネット調査では、自民17.0%、維新7.2%、公明4.5%、立憲3.5%、共産2.3%、国民2.2%
れいわ2.2%、となっています。社民党がどちらの調査でも0.7、0.2%と遂にと
申し上げて良いのか・・・政党要件の最低ライン2%に遠く及びません。
55年体制の崩壊です。その意味ではこの参院選、歴史の転換点かも知れません。
電話とネットを比べてみますと、立憲・電話で16%ですが、ネットでは維新・公明よりも
低い3,5%です。投票率の高い高齢者が多い電話で善戦ってところでしょうか。
この調査データを見て、自民・公明の与党はニンマリですが・・・
そう簡単には行かないのが政治の世界です。
このまま、スンナリと与党の圧勝で終わるとは思えません。
物価高です。先週の日曜、久々に近所の生協に行ってみました・・・
トマトが一袋580円、大根が半分で200円、魚も肉も生鮮食品が値上がりです。
値上げ幅は便乗じゃないかと思うほど急増です。理由は岸田政権のせいばかりでは
ないのですが、家計を直撃する値上げに会計するお客さんたち・・
レジで一応に眉にシワが寄ります。庶民の鬱積は怖いです。
その影響が・・・野党は頼りないが、自民党にも問題あり。となると、選択肢は
維新ってことになるのでしょうか。電話でもネットでも支持率が高い。
ロシアのウクライナ侵略の恐怖は野党支持は有り得ない。となると、
やはり維新ってことになるのでしょうか。
維新には自民党不満の受け皿以上なって貰わねば・・・・
政府は都道府県による観光割引キャンペーン「県民割」対象となる旅行先を
全国に広げるようです。その財源は使い残したGoToキャンペーンと予備費です。
観光需要喚起策ではありますが、本質は与党のバラマキです。
バラマキで自民党の議席も減らない・・そして維新が伸びるとなりますと、
どの政党が議席を落とすのでしょうか・・・・
野党には、物価高の対策・消費税を含めた減税以外の政策が欲しいですね。
社民党が消滅するのは寂しいですが「戦争反対」だけでは・・・
参院選政党別比例支持率を見ながら、
大政翼賛会ってこういう状況で移行して行くのかと・・・Goto

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